藤原竜也、松竹版3D「はやぶさ」に主演 杏&三浦友和も参戦
2011年6月15日 06:00
[映画.com ニュース] 俳優の藤原竜也が、松竹が製作する3D映画「おかえり、はやぶさ」に主演することが決定した。はやぶさの奇跡的な帰還のカギを握る、イオンエンジン担当の新米エンジニアを演じる藤原は「たくさんの奇跡を起こして生還し、日本国中に感動を呼んだ『はやぶさ』。このテーマを題材にした映画に参加できて大変うれしく思います」と意欲を燃やしている。また、杏と三浦友和の出演も発表された。
藤原主演、本木克英監督がメガホンをとる今作の特徴は、最新3D映像と松竹映画の伝統を生かした家族の絆(きずな)。小惑星探査機はやぶさをテーマにした映画は、すでに公開中の「はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH」(角川映画、ドキュメンタリー)、「はやぶさ HAYABUSA」(20世紀フォックス、竹内結子主演)、「小惑星探査機はやぶさ 遥かなる帰還(仮)」(東映、渡辺謙主演)と各社がしのぎを削っているが、同社では東日本大震災発生から1年後となる2012年3月に、すべての日本人へのエールとして公開する。
映画は、藤原演じるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の新米エンジニア・大橋健人と、「はやぶさ」以前の「のぞみ」プロジェクトリーダーだった父・大橋伊佐夫(三浦)、伊佐夫の講演に感銘し宇宙を志した新米理学博士・野村奈緒子(杏)の関係を軸に描かれる。
健人は、火星探査機「のぞみ」プロジェクトの失敗から立ち直れない父・伊佐夫と疎遠になりながらも、人類初の「小惑星サンプルリターン」プロジェクトに携わっていた。しかし、小惑星「イトカワ」に着陸した直後、はやぶさの姿は宇宙のヤミに消えてしまう。JAXAの全面協力を得て、家族という視点を軸に、宇宙空間を孤独に航行したはやぶさの7年にわたる軌跡を初めて3D映像で迫る。
藤原は「スタッフ、キャストの皆さんといい緊張感のなかで互いに協力し合って、日本を元気にさせるような温かい作品を届けられるよう精いっぱい頑張ります」と6月16日のクランクインに向け準備万端。本木監督は、「はやぶさ帰還の感動に加えて、日本の宇宙開発のこれまでとこれから、先端的科学技術者たちの人間的な側面にも踏みこんだ3Dエンタテインメントにしたい」とコメントを寄せた。
「おかえり、はやぶさ」は、2012年3月に公開。
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