「スパイダーマン」の女性プロデューサー死去
2011年6月14日 14:07

[映画.com ニュース] 「プリティ・ウーマン」や「スパイダーマン」シリーズなどで知られる女性プロデューサー、ローラ・ジスキンさんが6月12日、乳がんで死去した。61歳だった。
ハリウッド・レポーター紙によれば、ジスキンさんは1984年に女優サリー・フィールドとともに製作会社フォグウッド・フィルムスを立ち上げ、フィールド主演「Murphy's Romance」(85)を初プロデュース。その後、「追いつめられて」(87)、「D.O.A.」(88)、「熱き愛に時は流れて」(88)などのプロデュースを経て、大ヒット映画「プリティ・ウーマン」(90)では製作総指揮を務める。
94年からは、20世紀フォックスが新たに立ち上げた長編映画部門FOX 2000の社長を5年に渡って務めあげ、コロンビア・ピクチャーズと製作契約を締結。「スパイダーマン」シリーズや「ステルス」を手がけた。02、07年には、女性としては初めてアカデミー賞授賞式のプロデューサーを務めている。夫は、「ペーパー・ムーン」「普通の人々」「スパイダーマン2」を手がけた脚本家のアルビン・サージェント。
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