「悪人」「告白」の川村元気「みんな作品を愛してくれた」と感激
2011年6月2日 14:32

同賞は、277本もの映画作品を製作した東宝の故藤本真澄さんの功績を讃えて設けられた。現在、映画製作者を表彰する唯一の賞として知られる。
「高難度の原作2本に挑み、内外で圧倒的な評価を受けた」として、「悪人」「告白」を手がけた川村プロデューサーが藤本賞を受賞。「中島哲也監督と李相日監督の素晴らしい才能に引っ張られて、ドロドロになりながら作った作品。難しくて、暗くて、重い内容だけど、みんなこの作品を愛してくれた」と感慨もひとしおの様子。そして、「堂々として上手に生きられない世の中の端っこにいる人を俯瞰(ふかん)していることに悩んだ時もあったけれど、(今回の受賞を受けて)これからも上手に生きれない人を描こうと思う」と語った。
奨励賞を受賞したフジテレビの臼井プロデューサーは、「映画を作りだして14年。受賞したことで、いろんなことをかみしめながら自分の労をねぎらうことができた。節目と切り替えとして、また呼んでもらえるよう励みたい」と意欲を見せた。
受賞者のスピーチを受け、審査員の石上三登志氏は「みなさん、温かさという感情を持っていると思う。次に何がしたいのか分かったので、これからも温かい人間を描いてほしい」と激励した。
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