実写版「AKIRA」主演にジェームズ・フランコ浮上
2011年2月14日 11:32

[映画.com ニュース] 「フロム・ヘル」「ザ・ウォーカー」のアレン&アルバート・ヒューズ兄弟がメガホンをとる、大友克洋のコミック「AKIRA」の実写映画版の主役候補として、ジェームズ・フランコが浮上した。
米Just Jaredがスクープしたところによれば、同作の主役(オリジナルのキャラクター名は金田正太郎)としてフランコが出演交渉中だという。金田役には以前、ザック・エフロンの名も噂されていた。ただし、フランコは現在、新作映画のキャスティングニュースで連日のように名前が挙がる売れっ子で、実際に出演作品や自らの監督作品などプロジェクトが目白押しの状態。出演はスケジュール次第といったところかもしれない。
米ワーナー・ブラザースとレオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが進めている今回の「AKIRA」実写映画化は、原作の1~3巻を前編、4~6巻を後編として全2部作で製作するもの。「アイアンマン」「トゥモロー・ワールド」の脚本家コンビ、マーク・ファーガスとホーク・オストビーが脚本執筆にあたっており、舞台は核戦争後の2019年の人工都市ネオ東京から、終末戦争後の近未来の“ニュー・マンハッタン”に変更されることが分かっている。
なおフランコは、実在の登山家アーロン・ラルストンに扮した「127時間」(ダニー・ボイル監督)でアカデミー主演男優賞にノミネートされているほか、2月27日に開催される同賞授賞式の司会を務めることになっている。
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