ソフィア・コッポラ、ベネチア金獅子賞受賞作引っさげ来日決定
2010年12月19日 06:30
[映画.com ニュース] ソフィア・コッポラ監督が、第67回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した最新作「SOMEWHERE」を引っさげ、主演を務めたスティーブン・ドーフとともに来日することが決まった。コッポラ監督とドーフは、2011年1月に都内で会見に臨む予定だ。
コッポラ監督にとっては、約7年ぶりの来日。今作は、スターが集まるロサンゼルスの有名なホテルを舞台に、派手なセレブライフに明け暮れる映画スターのジョニー・マルコ(ドーフ)が、娘の面倒を見ることになったのをきっかけに人生を見つめ直す姿を描く。
父であるフランシス・フォード・コッポラとの思い出や、2児の母となった自らを投影したパーソナルな家族の物語。ドーフが演じたジョニー・マルコは、「ロスト・イン・トランスレーション」のビル・マーレイに似たキャラクターながら、これまでのソフィア映画の路線とはひと味異なる映像スタイルがうかがえる。
ほかの出演は、エル・ファニング、クリス・ポンティアスら。
「SOMEWHERE」は、2011年4月2日から全国で公開。