役所広司「やったー!」松ケン「光栄」 ベネチア出品に喜びの声
2010年7月30日 05:12
[映画.com ニュース] 第67回ベネチア国際映画祭(9月1~11日)のコンペティション部門に正式出品されることが決まった「十三人の刺客」「ノルウェイの森」のスタッフ、キャストからの喜びの声を、配給元の東宝が発表した。
「十三人の刺客」の三池崇史監督は、「やったね。ベニスをサムライの血で染めてあげましょう」とコメントを発表。役所は、出品決定を聞いたときのことを「『やったー!』と。ベネチアのお客さんに日本の時代劇を楽しんでもらうことが一番ですね」と話す。初号上映後の異常な盛り上がりを振り返り、「ベネチアの映画祭会場でも見られるのではないかと期待しています。日本映画のお家芸である時代劇が海外で評価されるのは本当にうれしいことです」と喜びをかみしめた。
一方、「ノルウェイの森」のメガホンをとったトラン・アン・ユン監督は、「シクロ」でグランプリを獲得した1995年の第52回映画祭で、「幻の光」を出品し金のオゼッラ賞に輝いた是枝裕和監督と知り合った際の思い出に浸った。後にオランダ・ロッテルダムで再会したそうで、「そこで橋口亮輔監督と知り合うことになりました。そのとき、3人で語り明かしたことが今でも素晴らしい思い出です」と振り返る。
会話の中心は日本の文学作品についてだったそうで、「私は『ノルウェイの森』、2人は「69 sixty nine」と『限りなく透明に近いブルー』の話をしました。まさか、数年後に日本映画を出品するためにベネチアの地に戻り、その作品が『ノルウェイの森』になろうとは思ってもみませんでした!」と興奮気味。松山は、「光栄なことです。ひと足早く海外の方に見てもらうのですが、どんな反応を示すのか興味津々です。きっと素晴らしい経験になると思います」と上映が待ち切れない様子だ。
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