シャマラン監督が「ハリポタ」ではなく「エアベンダー」を手がけた理由
2010年7月16日 14:57
[映画.com ニュース] M・ナイト・シャマラン監督の最新作「エアベンダー」の特別映像を入手した。
同作は、気、水、土、火の4つの王国が争う世界で、気の王国最後の“能力者(ベンダー)”となるアン(ノア・リンガー)の戦いを描く3D大作。
映像は、気、水、土、火の各エレメントを操る能力者たちの戦いを描くアクションシーンを中心に、予告編でも見られない本編映像が満載。また、撮影風景やシャマラン監督、プロデューサーのフランク・マーシャル、出演のデブ・パテル、ジャクソン・ラスボーンのインタビューも織り込まれている。
「シックス・センス」「サイン」といったミステリーサスペンスで名を上げたシャマラン監督は、かつて「ハリー・ポッター」シリーズの監督を打診されたこともあると言われている。映像の中で「スペクタクル大作というものをやってみたかった。『ハリー・ポッター』や『ナルニア国物語』も良いが、僕が最も魅力を感じたのがこの『エアベンダー』だ。この壮大な作品を映画化するチャンスを得られたのは幸運だった」と語っている。
また、「インディ・ジョーンズ」シリーズなどで知られる名プロデューサーのマーシャルは、「彼の想像力は素晴らしく、ストーリーに深みを与える」と絶賛。「スラムドッグ$ミリオネア」主演で注目を集め、ハリウッド大作に初出演のパテルも「彼が監督するからこそリアリティのある世界観とキャラクターが生まれた」とその手腕に最敬礼だ。
「エアベンダー」は、7月17日から全国で公開。
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