「借りぐらしのアリエッティ」米林監督は“カオナシ”のモデルだった
2010年7月1日 17:13

[映画.com ニュース] スタジオジブリの劇場版最新作「借りぐらしのアリエッティ」の大ヒット祈願イベントが7月1日、東京・港区の浄土宗大本山・増上寺で行われ、声優として出演した志田未来と神木隆之介、主題歌「Arrietty's Song」を歌うハープ奏者のセシル・コルベル、米林宏昌監督、鈴木敏夫プロデューサーが出席した。
初メガホンとなった米林監督は、スタジオジブリに96年に入社。宮崎駿監督が手がけた「もののけ姫」(1997)や「崖の上のポニョ」(08)などにアニメーターとして参加。同社内でのニックネームは“麻呂”だといい、「千と千尋の神隠し」(01)に登場するキャラクター“カオナシ”のモデルになったと鈴木プロデューサーが明かした。
神木は、米林監督の印象について「常に笑顔で穏やかなのですが、ちょっと不思議な空気をもっているかた。(撮影前に聞いていたので)初めてお会いしたときは『あ!カオナシだ!』と思っていました」とニッコリ。声優初挑戦となった志田も、「初めてのことばかりで戸惑いがありましたが、たくさんの方に支えていただきました。ジブリの監督と聞いてすごく怖いイメージがあったけれど、毎日楽しく過ごさせてもらいました」と話した。
米林監督は、宮崎監督にお披露目した初号試写を振り返り「僕の後ろの席だったので、すごい顔で怒っているかと思いました。でも、後ろを見たら笑っていたのでホッとしました」と安どの表情。鈴木プロデューサーは、「宮崎は『泣いちゃった。オレも麻呂に負けないよう頑張る』と言っていました」と新人監督を称えた。
同作はこの日、東京・有楽町の東京国際フォーラムを皮切りに全国キャンペーンをスタートする。東京ほか大阪、札幌、名古屋、福岡、仙台、松山など15カ所を巡回するという。
「借りぐらしのアリエッティ」は、7月17日から全国で公開。
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