「アイアンマン2」海外興行で1億ドル突破のロケットスタート
2010年5月4日 12:53

[映画.com ニュース] ロバート・ダウニー・Jr.の主演最新作「アイアンマン2」が4月30日、5月7日の全米公開よりもひと足早く、海外53の国と地域の6764スクリーンで公開され、興行収入1億20万ドルという爆発的な大ヒットスタートを見せた。
配給の米パラマウントによれば、すべての地域で前作「アイアンマン」を上回る数字を記録し、コロンビアを除く52の国と地域で興行成績1位となった。そのなかでもトップはイギリスで、528スクリーンで1220万ドルを記録。韓国の855スクリーンで1080万ドル、オーストラリアの251スクリーンで880万ドル、ロシアの650スクリーンで820万ドルが後に続いている。最も早い4月28日に公開されたフランスでも、722スクリーンでロシアと同じ820万ドルを稼ぎ出している。
アメリカでは今週末、「アイアンマン2」の公開とともに本格的な夏興行シーズンを迎える。パラマウントが同作の海外公開を米公開よりも早く設定した裏には、メーデーの祝日を意識こともあるが、6月のサッカーW杯がスタートする前に、1週でも多く海外の観客を動員しておきたいという狙いがあるという。
前作「アイアンマン」は、海外での累計興収2億6500万ドル、北米興行収入3億1830万ドルを記録している。
「アイアンマン2」はパラマウント配給で、日本では6月11日から全国で公開。

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