ショーン・ペン、パパラッチ暴行で禁固刑の危機
2010年2月23日 11:31

[映画.com ニュース] オスカー俳優のショーン・ペンが、パパラッチへの暴行と器物破損の罪で、18カ月間の禁固刑になる可能性があることが分かった。2月19日、ロサンゼルス市検事局がペンを起訴した。
ペンは昨年10月、カリフォルニア・ブレントウッドの住宅街でパパラッチのジョーダン・ドーズに対して「出て行け! 失せろ!」と怒鳴りながら何度も蹴りを入れ、彼のカメラを壊したという。その場にいた他のカメラマンがその様子を録画し、動画は米ゴシップサイトTMZ.comで報じられた。ドーズは警察に被害届を提出した。
ロサンゼルス高等裁判所での公判は、3月22日に行われる予定。有罪判決が下れば、ペンは18カ月間、刑務所生活を送ることになる。
ペンが暴行で起訴されるのはこれが初めてではなく、87年に映画「カラーズ/天使の消えた街」の撮影現場でエキストラの1人を殴打し、60日間の禁固刑となった。この時、ペンはロサンゼルスのクラブで作曲家を殴った罪で保護観察中だった。
ペンは03年の「ミスティック・リバー」、08年の「ミルク」で2度アカデミー主演男優賞を受賞している。
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