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第2回したまちコメディ映画祭が、船乗り込みでオープニング

2009年9月24日 12:00

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浅草・雷門に映画人が集結
浅草・雷門に映画人が集結

[映画.com ニュース] 東京都台東区の浅草と上野を舞台に、国内外のコメディ映画を上映する国際コメディ映画祭「第2回したまちコメディ映画祭in台東」(9月21日~25日)のオープニングイベントが9月22日に行われ、特別招待作品「大洗にも星はふるなり」の佐藤二朗やムロツヨシや、「デコトラの鷲2」の哀川翔がゲストで登場。昨年は「雷門・仲見世・浅草寺レッドカーペットお練り」が話題になったが、今年は映画祭ゲストがお囃子と共に隅田川から船で登場。その後、雷門でのフォトセッションを経て、浅草公会堂までのレッドカーペットを練り歩いた。

総合プロデューサーのいとうせいこうは、去年「ライラにお手あげ」で初来日したボビー・ファレリー監督からイベント直前に激励のメールがきたことを明かし、「彼は今、1930年代以降に人気を博したコメディ『三ばか大将(The Three Stooges)』のリメイク版を準備中で、来年はそれを引っさげて来てくれるでしょう。今年は、中国のアーガン監督(『浮かれたゴミ屋さん』)に来ていただきました。これからも地域発信型の国際映画祭を目指していきたい」と、世界的な国際映画祭を視野に入れた抱負を語った。

オープニング作品「大洗~」の舞台挨拶
オープニング作品「大洗~」の舞台挨拶

その後、浅草公会堂ではオープニング作品「大洗にも星はふるなり」(11月7日公開)の舞台挨拶がスタートし、佐藤、ムロのほか、白石隼也福田雄一監督が登場。人生初のレッドカーペットを歩いた佐藤は「サインや握手をたくさん求められたけど、内心、『俺の顔は分かるけど名前は知らないんだろうな』と思った」とボヤき、会場は大爆笑。一方、ムロは主演の山田孝之について「『クローズZERO』で十分鍛えたはずなのに、撮影中に『まだ足りない!』って言いながら握力を鍛えてた。でも残念ながら、この映画では(山田が演じた)芹沢は少しも見られませんので!」と“百獣の王”から一転、“自意識過剰のストーカー”を演じた山田の変貌ぶりに触れ、共演の山本裕典についても「彼も『ROOKIES/卒業』の格好のまま稽古場に来てたけど、マドンナ役の戸田恵梨香ちゃんが来たら、ガラッと変わった」とイケメン2人がいないのをいいことに言いたい放題。最後に、監督は「この映画は、男の勝手な妄想を描いています。男っていうのは女性との思い出をねじ曲げて覚えているもの。男のバカさ加減を見てもらえれば」とPRした。

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