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イーストウッド監督が「春の叙勲」旭日中綬章受章。米ロサンゼルスで伝達式

2009年7月24日 12:00

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テーマがある限り撮り続けると宣言
テーマがある限り撮り続けると宣言
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[映画.com ニュース] 4月29日に日本政府から発表された春の叙勲で、「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で太平洋戦争の硫黄島の激戦を描き、「映画製作を通じて日米間の相互理解の促進に寄与した」として、旭日中綬章を受章した俳優兼映画監督のクリント・イーストウッド(79)への伝達式が7月22日午後、米ロサンゼルスの日本総領事公邸で行われた。

伊原純一総領事から旭日中綬章と賞状を受け取ったイーストウッド監督は、「素晴らしい勲章をもらい感謝したい。戦争の愚かさは、政治家たちなどの過ちによって、戦争に従事させられた人々だけが伝えることができる」と語った。また、「硫黄島からの手紙」に出演した俳優の渡辺謙からは「俳優として、映画製作者として、『』として尊敬している」との祝辞が寄せられた。

今回の受章に関して同監督は次のような声明を発表した。「『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』は戦争が一般の人々に何をもたらしたのかを伝えるために製作した。アメリカと日本国との間に平和が長く続いていることをありがたく思う。私は、ただ映画づくりを楽しんでいるだけで、(撮りたい)テーマがなくならない限りは撮り続けるでしょう。これからも作品を通じて、映画のメッセージが伝わっていくことを心より願っています」

なお、春の叙勲の際に製作中だったイーストウッド監督の次回作「インビクタス(Invictus)」の日米の公開日が決まり、北米では来年のオスカーレースを見すえた09年12月11日に、日本では2010年2月に公開されることになった。

「インビクタス」は、ネルソン・マンデラ南ア大統領(モーガン・フリーマン)が南ア・ラグビーチームのキャプテン、フランシス・ピエナール(マット・デイモン)と力を合わせ、南アフリカ共和国を一つの団結した国へと成長させていく実話を元にしたストーリー。新たに就任したマンデラ大統領は、アパルトヘイトによって国民の間に人種差別と経済格差が残されていることを痛感。スポーツという世界共通言語で国民の心を一つにすることができると信じて、アパルトヘイトのために対外国際試合を禁止されていた南アフリカラグビーチーム「スプリングボクス」を立て直す決意をし、その結果、1995年のラグビーワールドカップで南アフリカチームは劇的な快進撃を見せることになるというもの。

なお、今春日本公開されたイーストウッド監督の「グラン・トリノ」は、9月16日にDVDが発売およびレンタル開始される。

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