爆笑問題・太田光の毒舌ぶりも全開!「よなよなペンギン」製作会見
2009年7月14日 12:00
[映画.com ニュース] 「銀河鉄道999」「幻魔大戦」「メトロポリス」で知られるりんたろう監督が手がけたフルCGアニメーション「よなよなペンギン」の製作報告記者会見が、7月13日、東京・飯田橋の東京日仏学院で行われ、声優を務めた森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕ニ、りんたろう監督が出席した。
本作は、ペンギンが大好きな少女ココ(森迫)が、不思議なゴブリン村に勇者として招かれ、そこで出会った仲間たちと世界を救うための大冒険を繰り広げるというストーリー。マッドハウス(「パプリカ」「時をかける少女」)と手を組み、フランスのCG会社、デニス・フリードマン・プロダクションがCGを手がけるなど、初の日仏合作による長編アニメとなっている。
ココを演じた森迫は「ココはいつも明るく元気で素直。すべてに対して諦めないところが自分と似ています」と役に思い入れもたっぷりの様子。ココの親友の男の子チャリー役の田中(麗)は、「仲間のために頑張る素晴らしさは世界共通。ぜひ共通の感動を味わってもらいたいですね」とPRした。また、少しひねくれ者のザミーを演じた太田は「自分とキャラがかぶってるけど、実はボクが先に演じてこのアニメが出来たんですよ。ドキュメンタリーみたいなものですね」と大ボラを吹き、「フランスのお話だけど、七福神とか日本の文化も散りばめられているのが面白い。あと、宮崎駿の悪口が入ってたりとか……」と絶口調。一方、悪の大魔王ブッカ・ブーを演じた相方の田中は、「映画の中でデカくなれたことがうれしい」とコメントし、記者陣を笑わせた。
最後に、監督は「我々には50年近く培ってきた2Dのノウハウがある。日本のアーティストのDNAを注ぎ込んだ新しいフルCGアニメを見て欲しい」と自信をのぞかせた。
「よなよなペンギン」は12月より全国公開。