銀河鉄道999
劇場公開日 2022年1月14日
解説
松本零士の同名コミックを原作とする名作SFアニメ「銀河鉄道999」の劇場版第1作。原作コミックの「アンドロメダ編」を基に、テレビ版とは異なるキャラクターデザインで描く。身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手に入れられるようになった未来。しかし機械の身体は高価なため、貧しい人々は買うことができなかった。そんな中、銀河鉄道999に乗れば、機械の身体を無償でもらえる星に行けるという噂が流れる。少年・星野鉄郎は母と共に999号の停車駅があるメガロポリスへ向かうが、その途中で機械伯爵による人間狩りに遭い、母を殺されてしまう。メガロポリスのスラムに住み着いた鉄郎は、ある日、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、彼女とともに宇宙へと旅立つ。ゴダイゴによる主題歌も大ヒットを記録した。
1979年製作/129分/日本
配給:東映
日本初公開:1979年8月4日
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ある年代のアニメ製作関係者の方から、名作として語られることが多いアニメ映画のひとつ。テレビアニメ版から鉄郎の年齢が15歳に引き上げられ、メーテルとの旅のなかで少年が成長していくドラマが鮮やかに描かれます。見ていて2人と一緒に旅をしているような感覚になり、ゴダイゴによる主題歌も相まってちょっとビターなラストが心に残ります。
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999って最後どうなるんやっけ?と見始める。2時間で着く銀河鉄道。シナリオは無理矢理サクサク進む。手軽でいいがメーテル星のやり取りは、少々まどろっこしく、もうええから早くゴダイゴ流してと、ソワソワするのであまり頭に入らず。10年後にはまた最後ってどうなるんやっけ?と繰り返す。
昔TVで2、3回見てるんですが、かなり面白かった記憶が有るんですよ。
ネトフリに有ったんで再生オン!
誰もがそれなりに知っている、あの壮大なストーリーを2時間で収めるためか、分刻みでストーリーが転がって行く。
10分毎に鉄郎の協力者が現れ、彼を成長させては去って行く。
もうイベントと呼んでいいだろう出会いでは「ぶき」「ぼうぐ」を貰ったり、後のピンチを救ってくれる「なかま」まで現れる。
まるでロールプレイングゲームの最短クリア動画を見ているようだ。
とは言え、本映画はロープレの元祖、ドラクエ1の3年前に公開されているので、当時組はそんなこと思いもしなかっただろうけど。
とにかくまあ展開の早い映画なんですけど、これを無理無く見せている省略演出の上手さと、声優陣の演技から来るキャラクターの存在感よ。
途中で脚本がくじけて、鉄郎の最大成長時に、鉄郎自身がセリフで全部説明しちゃうんだけど、ワロとけワロとけw
男なら、危険を省みず、映画としてお子様向け、セリフ説明はちょっと・・と批判されるとわかっていても映画化しなくてはならない時が有る。
鉄郎はそれを知っていた。
てか、やっぱ面白いし名作と歌われて申し分ないんですよね。
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