トニー・スコット監督の新作「アンストッパブル」が製作ストップ?
2009年7月3日 12:00

[映画.com ニュース] トニー・スコット監督&デンゼル・ワシントン主演で、2011年の完成を目指して準備に入っていた新作アクション「アンストッパブル(Unstoppable)」の製作が、事実上ストップしていることが分かった。米ハリウッド・レポーター誌が伝えたもので、資金調達の問題がネックになり、スタジオの20世紀フォックスが製作に待ったをかけたのだという。
同作は、有毒な科学兵器を搭載して暴走する列車に乗り合わせた黒人エンジニアと若い車掌を描くサスペンス・アクション。主役のエンジニアにワシントン、若い車掌に「スター・トレック」のクリス・パインが決定していた。
ところが、6月全米公開されたスコット監督&ワシントン主演の「サブウェイ・パニック」(74)のリメイク版「サブウェイ123/激突」(共演ジョン・トラボルタ、9月4日公開)が、ソニー・ピクチャーズの思惑をよそにオープニング第2週まで全米興収5346万ドル(約51億円)という低調な成績で、1億ドル突破も難しい状況になった。
「アンストッパブル」は同じ列車ものサスペンスで、それ以上に予算が高い点が、投資家連中からそっぽを向かれる原因になったようで、同誌は最悪の場合には製作中止もありうるとの見方を示している。
先日も、「オーシャンズ11」シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督&ブラッド・ピット主演のコンビによる野球映画「マネーボール(Moneyball)」が、ソニー・スタジオにより撮影直前に製作がストップされている。
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