アンストッパブル(2010)
劇場公開日 2011年1月7日
解説
「クリムゾン・タイド」「デジャヴ」「サブウェイ123 激突」でタッグを組んできたトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが、実際の列車暴走事故をもとに映画化したアクション大作。米北東部のペンシルバニアで、大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した最新式貨物列車が、整備ミスにより暴走してしまう。ベテラン機関士のフランク(ワシントン)は、初めてコンビを組むウィルとともに暴走列車を止めようと奔走する。共演はウィルに「スター・トレック」(09)のクリス・パインのほか、ロザリオ・ドーソン。
2010年製作/99分/G/アメリカ
原題:Unstoppable
配給:20世紀フォックス映画
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2020年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
映画は列車を描き続けてきた。初期の映画は、運動を再現できるというモーションピクチャーの特異さを示すために運動する媒体を欲したわけだが、当時もっとも大きく速い運動する機械だったのが列車だった。以来、列車は映画を彩り続けてきた。トニー・スコットの最後の作品である本作は、そんな列車の運動性能を最大限に活かした作品だ。
何しろ、無人で走り出してしまった暴走列車が相手だ。そんな列車は手が付けられない。その運動能力が街を脅威に陥れ、二人の男が命がけで列車の停止を試みる。無人の列車という、人間ではない相手であるのが本作の面白さだ。人間のミスから生まれた事故だが、その運動性能は人間の手に負えるものではなくなってしまう。それを二人の男が身体を張って止めるというのが熱い。常に走り続ける列車を映すので、画面も常に躍動感があり、原初の映画の感動がほとばしっている。デンゼル・ワシントンが列車を屋根づたいに渡っていくシーンのスリルがすごい。バスターキートンの「大列車追跡」を思い出す。あれも時折列車が無人で走り出してしまうシーンがあった。
2022年2月27日
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主役級の二人が陰謀もなく、ただ事故を止めるだけでドキドキハラハラです。最後、ただの車掌が飛び乗れるんかい!という点はかなり解せないけど、他は良かった。
2022年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2010年
『トップガン』のトニー・スコット監督作品
アメリカで、実際に起きたという
鉄道事故を基に映画化。
名優、デンゼル・ワシントンが、機関士役です。
物語は、人為的ミスで、操車場から
無人貨物列車が、発進してしまい
加速 暴走する。
しかも、危険物質を積んでいる・・・
緊張感も加速し ハラハラしました。
随所に、列車を止めようとする
見どころもあります。
車掌(クリス・パイン)との
言葉の掛け合いも楽しめます。
些細なミスや不注意が大惨事になってしまう
恐ろしさが描かれていました。
如何に安全確認が大事かという
問題提起の作品。
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故トニー・スコット監督。
ストレートでシンプルだけど、
やっぱり熱くなる。
列車パニック物は、
やっぱり、
このエンディングじゃないと、
作る意味も無い。
随時
カメラが振れているが、
それすら、
ドキドキ感が増して、
最後の喜びに繋がってる。
正月に、
爆音で、お酒呑みながら見るに、
最高な映画。
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