ジョニー・デップが「バットマン」悪役に初めて前向き発言!
2009年6月24日 12:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが、犯罪アクション映画「パブリック・エネミーズ」(マイケル・マン監督、10月公開)のプロモーションで米MTVニュースの取材を受け、「ダークナイト」(クリストファー・ノーラン監督)の続編に登場すると噂される悪役リドラー役について、「もしもそんな機会が訪れたら、間違いなくその役のために調整するよ」と前向きな発言をした。
デップはその取材の中で、60年代の実写TVドラマ「怪鳥人間バットマン」の大ファンで、同ドラマの悪役リドラーと俳優のファンだったことを明かしている。「僕はいつだってリドラーと、(リドラー役の)フランク・ゴーシンが好きだった。ゴーシンは素晴らしいよ。彼ほど偉大な俳優はいないと常々思っている」
一方、「パブリック・エネミーズ」で、デップが演じるのは禁酒法時代に米FBIから“民衆の敵No.1”に指名された伝説的なギャング、ジョン・デリンジャー。その敵役がクリスチャン・ベールで、彼はデリンジャー捜査網の陣頭指揮を執るFBI捜査官メルビン・パービスを演じている。
「バットマン3」が実現すると、2人はバットマン対リドラーとして“再対決”することになるが、MTVの取材でベールは「彼は素晴らしい俳優だし、彼なら立派にリドラーをやり遂げると思う。だが、僕は彼にオファーできる立場じゃない」と、ノーラン監督の決断次第だとかわした。「パブリック・エネミーズ」のセットで、デップとゴッサムシティの話題で盛り上がったのか興味津々だが、「ノー。映画を見てもらえれば分かるが、一緒に共演したのはワンシーンだ。いろんな話ができるほど時間はなかったよ」と振り返っている。
なぞなぞを繰り返すリドラー役については、コメディアンのエディ・マーフィもファンの間で噂だが、その役が誰になるのかはノーラン監督の胸三寸といったところ。もっとも、同監督が「ダークナイト」続編に関する契約をワーナーと結んだ後の話だが……。
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