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ブラピ主演、タランティーノ監督新作が、カンヌ映画祭コンペ出品確定!

2009年4月7日 12:00

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カンヌ映画祭の話題を“占領”するか?
カンヌ映画祭の話題を“占領”するか?

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督の戦争映画の新作「イングローリアス・バスターズ」(8月21日全米公開)が、5月13日~24日に開催される第62回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門(審査委員長はフランスの女優イザベル・ユペール)に出品されることに決まったようだ。

今年のカンヌ映画祭ラインナップは4月23日に正式に発表されるが、映画祭側から同作のコンペ出品を打診され、タランティーノ監督が内諾したことが発覚したもの。同作はもともとカンヌプレミアを開催する予定だった。

同監督の作品はカンヌ映画祭と何かと縁が深く、92年に監督デビュー作「レザボア・ドッグス」がコンペ外で上映されたのを皮切りに、94年に「パルプ・フィクション」がパルムドールを受賞、04年に「キル・ビル Vol.1&2」(コンペ外)がクロージング上映、07年に「デス・プルーフ in グラインドハウス」がコンペ部門に出品。04年には審査委員長も務めている。

新作「イングローリアス・バスターズ」は、第2次世界大戦中にナチスドイツ打倒のため占領下フランスに向かったユダヤ系アメリカ人の特殊部隊“バズターズ”の活躍を描く、「特攻大作戦」(ロバート・アルドリッチ監督)と「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(セルジオ・レオーネ監督)を足して2で割ったような痛快戦争映画だ。

米バニティ・フェア誌5月号では、早くも同作の新着ポートフォリオを発表した。撮影は「ギャング・オブ・ニューヨーク」などのメイキング写真で有名な写真家ブリジット・ラコム。いずれも映画のスチル写真ではなく、アルド・レイン中佐を演じたブラッド・ピットやドイツ人女優ブリジット・フォン・ハマーズマークを演じたダイアン・クルーガーなど、映画のキーパーソンを撮り下ろしたポートレイトになっている。とりわけ興味深いのは、ハーケンクロイツ旗で埋め尽くされたパリの映画館での記念写真のような1枚。タランティーノ監督を中心に、ピット、クルーガー、メラニー・ロランイーライ・ロス、クリストファー・ワルツといった善玉悪玉のキャストメンバーがほぼ勢揃いしている。また、同誌ではタランティーノのペンによる重要シーンの抜粋台本も紹介されている。

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