メリル・ストリープ、「マンマ・ミーア!」来日会見でノリノリダンス!
2009年1月23日 12:00

[映画.com ニュース] ABBAのヒットナンバー満載のミュージカルを映画化し、先に公開された本国イギリスをはじめ欧米で大ヒットを記録した「マンマ・ミーア!」(フィリダ・ロイド監督)。本作でゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープが12年ぶりに来日を果たし、1月22日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を行った。
ギリシャの小島が舞台の本作は、20歳の花嫁ソフィ(アマンダ・セイフライド)の結婚式前日から当日までを描く。母子家庭で育ったソフィが母親ドナ(ストリープ)の日記を盗み見し、父親の可能性がある母の昔の恋人3人に結婚式の招待状を出したことから、予想外のハプニングが巻き起こるというストーリー。
来日は97年1月の「マイ・ルーム」のプロモーション以来となるストリープは、登壇するなりABBAの「ダンシング・クイーン」に合わせて即興でダンスを披露するなどノリノリの様子。「共演者たちと『こんな楽しい現場ならギャラはいらない』って話していたくらい、撮影は楽しかったわ」と満面の笑顔で撮影を振り返った。
自身も思わず踊り出したABBAのダンスナンバーについては、「70年代はどこのクラブでもABBAの曲が流れていたのよ。だから今回は全曲歌えると思っていたんだけど、歌詞を勝手に変えて覚えていたので、撮影現場に来ていたABBAのメンバーに『歌詞が違う』って注意されちゃったわ(笑)」と失敗談を明かした。

劇中では昔の恋人3人と再会するという役どころを演じているが、娘の父親候補3人を演じたピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルドとの共演エピソードを聞かれると、「ステランとコリンはよほど気が合ったようで、私を愛するというより2人の間で愛が芽生えていたようね(笑)。それと、ピアースの歌唱力のことをいろいろ言う人もいるようだけど(笑)、私の夫の声に似ていて感動的な歌声だったと思うわ」と茶目っけたっぷりに語っていた。「マンマ・ミーア!」は1月30日より全国公開。
なお、ストリープの次の主演作は本作とは一転、神学校の厳格なシスター(校長)を演じた「ダウト/あるカトリック学校で」(ジョン・パトリック・シャンリィ監督)。同22日に発表されたアカデミー賞ノミネーションで主演女優候補になった。これでアカデミー賞史上最多の15度目のノミネートとなる。
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