チャウ・シンチー、「グリーン・ホーネット」完全降板か!
2008年12月26日 12:00

[映画.com ニュース] チャウ・シンチー(「少林サッカー」「カンフーハッスル」)が実写映画版「グリーン・ホーネット」のカトー役まで降板することになりそうだ。
1960年代の人気TVシリーズを実写映画化する同作は、コメディ俳優セス・ローゲン(「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「スモーキング・ハイ」)とチャウ・シンチーの共演で、製作のソニー・ピクチャーズが2010年夏にリリース予定だったが、ハリウッド超大作の初監督の座を用意されていたシンチーは、先週末に「クリエイティブ面の相違」を理由に監督降板することが発表されたばかり。それでもオリジナル版でブルース・リーが演じたカンフーの達人カトー役を演じると見られていたが、本人が香港でAP通信のインタビューを受け、同作から完全撤退する意志をほのめかした。
チャウ・シンチーは、バットマン最新作「ダークナイト」がヒーロー映画の主流になった今、チャウ・シンチー流のコメディスタイルは全米の観客に受け入れられないという独自の解釈を披露し、「もしも僕が『グリーン・ホーネット』を監督するとしたら、プロジェクトは2年ほど遅らせる必要がある。なぜなら、今後2年間はスーパーヒーローのコメディ映画が作られるべきではないと思うからなんだ。作るならオリジナルのアイデアで勝負したいと思う」と、監督降板の理由を説明。また、夢だったカトー役での出演についてもトーンダウンし、「あくまでスケジュール次第」と、やんわりと同作から完全撤退する意志を明かした。
「グリーン・ホーネット」の代わりのオリジナルアイデアの映画については「ジャック・ブラックが主演」としか語っておらず、詳細は明らかでないが、アジア圏ではローゲンよりも圧倒的な人気を誇るブラックだけに、少しだけ希望の光が見える。
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