ショーン・ペン主演、ゲイ活動家の伝記映画「ミルク」の予告編公開
2008年9月5日 12:00
[映画.com ニュース] オスカー俳優ショーン・ペンがサンフランシスコ市政執行委員でゲイの権利活動家ハーベイ・ミルクを演じる、ガス・バン・サント監督最新作「ミルク(Milk)」(11月26日全米限定公開)の予告編が米Appleのウェブサイトに初公開された。
同作は、1970年代のサンフランシスコのゲイ・コミュニティで「カストロ通りの市長」という肩書きで頭角を表し、77年に全米で初めて「ゲイだとカミングアウト」して選挙に立候補し、市政執行委員に選ばれた活動家ハーベイ・ミルク(ペン)の伝記映画で、保守派の同僚委員ダン・ホワイトとの確執を深め、就任1年も経たないミルクが78年11月27日、ホワイトによって射殺されるまでを描く。
ホワイト委員役に、ジョージ・W・ブッシュ米大統領の伝記映画「W.」(オリバー・ストーン監督)のタイトルロールを控える「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン。ミルクのオフィスで働く大学生クライブ・ジョーンズ役に、「イントゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン監督、9月6日公開)のエミール・ハーシュ。のちにジョーンズはサンフランシスコ・エイズ財団を設立するゲイの活動家となる。また、ミルクの私生活のパートナー、スコット・スミス役に、「最後の初恋」(9月27日公開)や「パイナップル・エキスプレス」を控える「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ。他に、ディエゴ・ルナなど。
こうした豪華キャストを得たためか、最近「ラストデイズ」「パラノイドパーク」といった低予算映画が続いたバン・サント監督“復活”を告げるようなパワフルな仕上がりになっており、全米のほとんどの映画サイトがこの予告編公開のニュースを熱い期待を寄せて報じている。
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