名優ポール・ニューマン、余命わずか?「自宅で死にたい」と希望
2008年8月11日 12:00
[映画.com ニュース] ガンと闘病中の名優ポール・ニューマンの余命があとわずか数週間であると英デイリー・メール紙が伝えた。7月31日、ニューヨークのウェイル・コーネル・メディカルセンターから退院したところ、車いすに乗せられ、痩せこけた姿を撮影されたニューマンは、その容態について大いに心配されてきたが、このほど彼の命が残りわずかであるという衝撃的なニュースが駆けめぐった。
同紙によると、病院でガンの化学療法を終えたニューマンは、残りの人生を、妻ジョアン・ウッドワードがいる自宅で過ごしたいと希望を述べたそうだ。「ポールは病院では死にたくない」「ジョアンや娘たちは悲嘆に暮れている」と親族の関係者が漏らしているので、事態は相当深刻なようだ。
ここ数週間で遺産相続の生前分与も行われたようで、モーターレーシングチームやサラダドレッシング会社“ニューマンズ・オウン”などは長男のニールに相続されることになったという。ニューマンが長年愛した82番のカーナンバーのあるフェラーリのレーシングカーも手放したようだ。ニューマンは1958年、女優ジョアン・ウッドワードと再婚して3女を、その前妻ジャッキー・ウィットの間に1男(長男ニール)2女をもうけている。
ニューマンはピクサー・アニメ「カーズ」(06)で俳優を引退しているが、50年以上の俳優人生の中で、「ハスラー」(61)、「明日に向って撃て!」(69)、「スティング」(71)といった数々の名作に出演。「ハスラー2」(86)でアカデミー主演男優賞を受賞している。
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