宮崎アニメ作曲家・久石譲のコンサートでジブリファン9500人が大興奮!
2008年8月6日 12:00

[映画.com ニュース] 宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」の公開を記念し、これまで宮崎アニメの音楽のほとんどを手がけてきた作曲家・久石譲が、8月5日、東京・千代田区の日本武道館にてコンサート「久石譲 in 武道館 宮崎アニメと共に歩んだ25年間」を開催した。
指揮とピアノ演奏を担当した久石は、「前からずっと宮崎アニメだけのコンサートをやりたいと思っていました。最高のパフォーマンスを見せますので期待してください!」と挨拶。オーケストラや合唱団など総勢1100名以上(世界最大!)の登壇者たちが、「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで世代を越えて愛され続ける全34曲を演奏し、武道館に集まった約9500人のジブリファンを楽しませた。
またコンサートには、これまでジブリ音楽に参加したアーティストたちがゲストとして出演。中でも現在話題沸騰中の藤岡藤巻と大橋のぞみが大ヒット曲「崖の上のポニョ」を歌うと、客席の子どもたちは生で聴く「ポニョ」に大興奮。曲に合わせて大きな手拍子が起こり、最高の盛り上がりを見せた。さらに久石から「気心の知れた友人です」と紹介された人気歌手・平原綾香が、「千と千尋の神隠し」の劇中曲「いのちの名前」などを熱唱した。
他にも「天空の城ラピュタ」でマーチングバンドが会場内を行進したり、「紅の豚」の「帰らざる日々」で久石がピアノソロを披露したりと、それぞれの作品に合わせたさまざまな演出に、観客たちは宮崎アニメの世界を思う存分満喫した様子で、最後にステキなコンサートを企画した久石に対し、万雷のスタンディングオベーションを浴びせた。
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