ピクサー09年公開作「UP」は、「ハウルの動く城」風な冒険旅行?
2008年7月29日 12:00
[映画.com ニュース] ディズニーが09年5月29日に全米公開する、ピクサー・アニメ「UP/アップ」の第1弾予告編が、早くもサンディエゴ・コミコン(SDCC)で公開された。
「トイ・ストーリー」や「WALL・E/ウォーリー」(12月5日公開)の共同原案者でもあるピート・ドクター監督はSDCCの会見で、「『UP』では、誰もまだ見たことがない世界へ、私ですら存在を知らない場所へ、お連れしたい」と豪語した。
同作の主人公は、米中西部に住み、もう杖なしでは歩くこともままならない78歳の老人カール・フレドリクセン。幼なじみの妻エリーに先立たれたカールは、住み慣れた家の立ち退きを迫られたことから、エリーが夢で語っていた冒険旅行に旅立つことを決心する。
米公式サイトで予告編を見ると、色とりどりの無数の風船を付けて家ごと移動させるというビックリ仰天の冒険に挑むようだ。最後に、軒先の安楽椅子に座ったまま「アフタヌーン!」と挨拶するカール老人が何とも楽しげでさえある。
映画では、カールはやがてラッセルという名の9歳の自然探検家と出会い、2人一緒に雲の合間を抜け、南米まで冒険を続けるようだ。
「ハウルの動く城」海外版の監修を務めたドクター監督は会見で、「我々全員が彼(宮崎駿監督)の大ファン。ミヤザキは細部までこだわることで、観客がその場にいるような錯覚を呼び起こしてくれる」と大絶賛し、“カールの風船で動く古い家”を宮崎アニメ風に感動的に描くという。その飛翔感を高める音楽には、J・J・エイブラムスが手がける「LOST」「スター・トレック」、ピクサーの「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」の作曲家マイケル・ジアッチーノを起用している。
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