ケータイ小説「赤い糸」映画&ドラマ化主演に南沢奈央&溝端淳平
2008年6月25日 12:00
「赤い糸」は、著者メイが中学生たちの恋愛を実体験に基づいて描き、モバイルコミュニティサービス「魔法のiらんど」で発表したケータイ小説。06年7月下旬に初登場して以降、延べアクセス数が1600万人を超え、「恋空」と並ぶ伝説のケータイ小説と言われている。
今回、主人公・芽衣役に決まった南沢は、「象の背中」「山桜」「シャカリキ!」(9月公開)など話題作への出演が続く成長株。一方、芽衣と“運命の赤い糸”で結ばれる相手役のアツシには、公開中の映画「ダイブ!!」やフジテレビ系ドラマ「ハチワンダイバー」に主演した注目のイケメン、溝端が選ばれた。監督は、映画「電車男」「7月24日通りのクリスマス」の村上正典が務める。
連続ドラマ「赤い糸」は12月にフジテレビ系でスタート。初回と第2話で物語の基点となるプロローグを描き、続けて12月20日に映画が公開。映画では原作のストーリーを中心にオリジナルエピソードなども織り交ぜ、ドラマでは表現しきれないダイナミックな展開を目指す。映画公開後、ドラマでは映画には含まれないサイドストーリーを描く予定。
映画・ドラマともに初主演となる南沢は、「見ていただいた方にも『赤い糸』はきっとあると思っていただけるような、心に残る作品にしたいです。がむしゃらに頑張ります!」とコメントを発表している。
ケータイ小説を映画化した「恋空」は昨年、興行収入39億円という大ヒットを記録したが、フレッシュなキャストと映画&ドラマの同時進行というユニークな企画で、「赤い糸」が「恋空」を超えられるか注目したい。