7月24日通りのクリスマス
劇場公開日:2006年11月3日
解説
「電車男」の村上正典監督・金子ありさ脚本のコンビが贈るロマンティック・コメディ。妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らし、周囲の男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて楽しんでいる地味で目立たない女の子が、クリスマスを前に憧れの先輩との恋に奮闘する姿を描く。「電車男」では主人公が憧れる女性・エルメスを演じた中谷美紀が、本作では正反対の冴えないヒロインを演じる。憧れの先輩に扮するのは実力派俳優の大沢たかお。
2006年製作/109分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2018年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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邦画でこんなにお洒落なクリスマスファンタジーが創られていたとは反省しきりの驚きです。ベタといえばベタな既定路線ですがクリスマス位はロマンティック気分にと言う方にはぴったりでしょう。
何より素敵なのはキャスティング、大沢さんと中谷さんが「仁」よりずーっと前(仁は2011、本作は2006年)に共演していたとは不覚にも知りませんでした。脇役のYOUさん、小日向さんはじめ全てのキャスティングが贅沢で素晴らしい。脚本もよく練られていて、悪役ゼロ、狂言回しの外人も絶妙。撮影も素晴らしい、靴の使い方も光ってます、衣装選びのシーンは「恋におちて」のメリルストリープへのオマージュでしょうか、高台の公園のシーンは「ラ・ラランド」かと驚きました。
まさにクリスマス映画の王道、大人の童話、傑作です。
原作は小説なのだけれど、漫画のようなおもしろさ。モミの木、上野樹里がよかった。
2014年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
自分の高校生時代に過ごした長崎が舞台で
あり、ちょっと感情移入してしまいました。
懐かしさと、若かりし甘酸っぱい思いやりが
リンクして冷静なレビューではない。
正直、今まで中谷美紀は苦手な女優だ。
ちょっとやつれた感が好きになれない。
けれどこの作品は良かった。
彼女の魅力を改めて感じた。
ストーリーはありふれたラブコメなのだが
一昔前にハリウッドでメグライアン辺りが
良く演じていた作品みたいでしたね。
ハッピーエンドと胸が高鳴るラブコメ。
決して新しくなく、傑作でもないが
安心してリラックスで出来る。
世の腐女子(妄想女子)に幸あれ。