象の背中
劇場公開日 2007年10月27日
解説
秋元康による同名小説を「g@me」の井坂聡監督が映画化した人間ドラマ。充実した毎日を送っていたサラリーマンの藤山は、ある日突然がんと診断され余命半年の宣告を受ける。しかし彼は延命治療を拒否。残されたわずかな人生を有意義に過ごすため、自分が今まで関わった人々に直接別れを告げようと決意する。その一方で妻には病気のことを話せずにおり……。主人公・藤山を役所広司、彼の妻を、20年ぶりの映画出演となる今井美樹が演じる。
2007年製作/124分/日本
配給:松竹
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2021年9月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
役所の人格の厚み、表情はもちろん、脇の役者もいい。エピソードなど脚本も悪くない。
でも、今井美樹のようないい妻がいながら、井口遥みたいないい愛人がいるとか、男のエゴ丸出し。しかもホスピスに呼び出すし。長男は男だからカミングアウトし、妻には話さず愛人には話すとか。昭和男か。
やっぱ秋元、古すぎ、最低。
2019年9月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館
皆が一度は必ず見て欲しい作品。
何年かに一度、4〜5年に一度で良いから出来れば家族で見て欲しい作品。
悲しくて切ない作品ですが自分はどう生きるべきかを考えさせてくれる作品です。
取り分け役所広司は凄い。
2018年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
今日はお涙頂戴で攻めますか。役所広司主演、これなら少しは泣けるだろう。結果、少し泣けた。
泣けたシーン
・高橋克実との別れ
・岸部一徳とのホスピスでの会話。ここ絶頂。
・娘、南沢奈央が泣きながら抱きつく
ところでこの話、愛人いる?確かに井川遥を愛人にしたいが(笑)これいなけりゃもっと感動的だったかも。
後、みんないい人すぎる。極めつけは妻。愛人がいることを悟りつつ、「もう一度生まれ変わってもプロポーズしてくれますか」なんていい妻(笑)
悲劇のヒーローに憧れる男の夢見る話。女性からは総スカンであろう。
2016年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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象は死の際、群れをそっと外れる。
初恋の人、30年前に喧嘩別れした友人、仕事で追い込んだ人、長年顔を出して居ない実家と兄、会社の社長や同僚。愛人。死に際して、そんな人達との関係を清算していきながら、最後に愛する家族に見守られて死んでいく。
綺麗なストーリーを、しっかりした俳優で、綺麗に見せていく。こんな死に方が出来たら幸せかもしれない。
チョット登場人物が出来た人ばっかりで、理想的過ぎるかも。役所広司の演技は素晴らしい。奥さん役の今井美樹と愛人の井川遥は可愛くて綺麗。秋元康の小説と後から知って、ちょっと納得。
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