菊地凛子、加瀬亮が押井守最新作「スカイ・クロラ」で声優に挑戦!
2008年4月16日 12:00
[映画.com ニュース] 「バベル」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた菊地凛子と、クリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」に出演した加瀬亮の2人が、押井守の最新アニメーション映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」で主演声優を務めることが発表された。
「スカイ・クロラ」は、ベストセラー作家・森博嗣の同名小説を原作に、押井監督が「イノセンス」(04)以来4年ぶりに手掛ける長編アニメ。永遠に思春期の姿のまま生きる“キルドレ”と呼ばれる少年少女たちが、戦闘機乗りとして大人たちによって“作られた戦争”に赴く姿を描く。
菊地が演じるのは、元エースパイロットの司令官・草薙水素(クサナギ・スイト)役で、加瀬は、草薙の下に赴任してきたエースパイロットの函南優一(カンナミ・ユーイチ)役。菊池の声優出演は、07年の短編オムニバスアニメ「Genius Party ジーニアス・パーティ」に続き2度目。加瀬は今回が声優初挑戦となる。
また、この主役2人のほか、函南の同僚パイロットの土岐野尚文(トキノ・ナオフミ)を、「ベクシル 2077日本鎖国」(07)に続いて2度目の声優挑戦となる谷原章介が、共に戦う女性パイロット、三ツ矢碧(ミツヤ・ミドリ)を「キル・ビル Vol.1」の栗山千明が担当する。
アフレコは昨年12月から今年3月にかけて行われ、既に収録済み。今週末19日からは劇場に新ポスターや予告編も登場する。声優同様に、今までベールに包まれていた主役2人のキャラクタービジュアルも解禁され、ポスターや予告編に描かれている。映画本編は製作が佳境に入っており、今月末には完成を向かえ、8月2日より全国公開となる。