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第2回アジア映画賞は韓国映画「シークレット・サンシャイン」!

2008年3月18日 12:00

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「シークレット・サンシャイン」
「シークレット・サンシャイン」

[映画.com ニュース] 3月17日、第32回香港国際映画祭(香港國際電影節、4月6日まで)が開幕。同映画祭の一環として昨年創設された第2回アジア映画賞(亞洲電影大獎)授賞式が、香港の會展(コンベンションセンター)で行われた。

注目の作品賞は、主演女優チョン・ドヨン(「スキャンダル」「ユア・マイ・サンシャイン」)が昨年のカンヌ国際映画祭で女優賞に輝いた、イ・チャンドン監督(「オアシス」)の韓国映画「シークレット・サンシャイン」(6月、シネマート六本木にて公開)。監督賞、主演女優賞を含む3冠を制覇した。同作は、07年度東京フィルメックスでクロージング上映された作品だ。

一方、全12部門中最多6部門のノミネートを受けていたアン・リー監督作「ラスト、コーション」は、トニー・レオンの主演男優賞受賞にのみとどまった。

同授賞式には、「それでもボクはやってない」で作品賞候補になっていた周防正行監督や、先日の米アカデミー賞で外国語映画賞候補になった「モンゴル」の浅野忠信らが出席していたが、今年の日本映画界は無冠に終わった(昨年は中谷美紀が「嫌われ松子の一生」で主演女優賞受賞)。

なお、長年の功績によって「母べえ」の山田洋次監督に同賞名誉賞、「ばけもの模様」(6月7日より池袋シネマ・ロサにてレイトショー)の石井裕也監督に今年新設された特別賞“エドワード・ヤン記念新人賞”が贈られた。

第2回アジア映画賞の主な受賞結果は以下の通り。

▽作品賞 「シークレット・サンシャイン」(韓国)
▽監督賞 イ・チャンドン、「シークレット・サンシャイン」(韓国)
▽主演男優賞 トニー・レオン、「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
▽主演女優賞 チョン・ドヨン、「シークレット・サンシャイン」(韓国)
▽助演男優賞 スン・ホンレイ、「Mongol」(モンゴル・カザフスタン・ドイツ・ロシア)
▽助演女優賞 ジョアン・チェン、「The Sun Also Rises」(中国・香港)
▽脚本賞 オー・キンイーワイ・カーファイ、「The Mad Detective」(香港)

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