妊娠したニコール・キッドマンの代役にケイト・ウィンスレットが決定!
2008年1月10日 12:00
[映画.com ニュース] 1月7日、カントリー歌手の夫キース・アーバンとの間に待望の第1子の妊娠が発表されたニコール・キッドマンが、スティーブン・ダルドリー監督、ワインスタイン・カンパニー製作の主演作「朗読者(The Reader)」を降板することになり、「ホリデイ」「リトル・チルドレン」のケイト・ウィンスレットが代役に決まった。
同作は、現代ドイツ文学の旗手ベルンハルト・シュリンクの同名小説を、「めぐりあう時間たち」のダルドリー監督と脚本家デビッド・ヘアが映画化する作品で、第2次大戦後のドイツを舞台に、身の上も知らない年上の女性ハンナ(ウィンスレット)に恋をした15歳のミヒャエル少年の悲痛なラブストーリー。
共演は「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズ、「永遠と一日」「ヒトラー/最期の12日間」のブルーノ・ガンツ。プロデューサーにはアンソニー・ミンゲラ、シドニー・ポラック、スコット・ルーディンらが名を連ね、ハーベイ&ボブ・ワインスタインが製作総指揮を務める。
ダルドリー監督は撮影監督ロジャー・ディーキンス(「ノーカントリー」「ジェシー・ジェームズの暗殺」)とともに、昨年末からドイツ・ベルリンほかにて撮影中で、キッドマンのクランクインを待っていたが、彼女の妊娠の報を受けてすぐさま代役を立てた形だ。
一方のウィンスレットは、夫サム・メンデスの監督作で、レオナルド・ディカプリオと「タイタニック」以来の共演を果たした「レボリューショナリー・ロード(Revolutionary Road)」(12月全米公開)がポストプロダクション中。