永遠と一日

ALLTIME BEST

劇場公開日

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解説

不治の病に冒されたひとりの詩人が過ごす最後の一日。自分の詩は下書きに過ぎなかったと悔やむ今、生前は寂しい思いをさせてしまった妻が幸せそうに輝いていた夏の日の記憶が甦る。死の床にある母を見舞った帰りに思わず助けてしまった難民の少年から、耳慣れない言葉をひとつまたひとつと買い集める詩人。しかしもう時間は残されていなかった。少年と夜の街を走った“運命のバス”を思い出に、詩人は海から聞こえる亡き妻の声に誘われるようにあの砂浜に立つ。アンゲロプロス監督がブルーノ・ガンツを主演に迎えたパルム・ドール受賞作。

1998年製作/134分/フランス・イタリア・ギリシャ・ドイツ合作
原題:Eternity and a Day
配給:フランス映画社

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第51回 カンヌ国際映画祭(1998年)

受賞

コンペティション部門
パルムドール テオ・アンゲロプロス

出品

コンペティション部門
出品作品 テオ・アンゲロプロス
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映画レビュー

5.0詩人の最期の一日

2021年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

研ぎ澄まされた構図に、目を見張るようなカメラワーク、緊張感に満ち溢れた壮大な長回し。ワンカットワンカットに込められた情熱。ひとつのカットを作り上げるのにどれだけの時間と労力を要したことだろうか?骨の折れる作業を繰り返し、完璧なまでに研ぎ澄まさせた、制作陣のその熱量と努力を考えただけで頭が下がる。アンゲロプロス作品を二作観た感じだとドンピシャにツボかもしれない。この丹精のこもった映像の連鎖が描き出す魂の震えるような情景。自分の心がドンピシャに感応する情景であり領域。上質なひとり旅をしている時の感覚に近い。本作で描かれているのは孤独な詩人の人生最期の一日。最期の瞬間まで言葉という抽象概念と寄り添い、これによって過去や理想、あらゆる記憶を繰り寄せる詩人らしい最期の一日。アルバニア難民のひとりの少年との出会い。付き纏う余所者という感覚、孤独の共鳴。明けの明星が地球に別れを惜しむ朝、海底に眠る古代都市が海の上に顔を出し、すべての時が止まる。永遠と一日。ブルーノ・ガンツの優しさが滲み出る演技。本当に本当に素晴らしい。極上の大傑作。

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バンデラス

4.0人生系の映画や男の哀愁が好きな自分にはドンピシャだった

松田さん
2019年6月9日
iPhoneアプリから投稿

人生系の映画や男の哀愁が好きな自分にはドンピシャだった

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松田

4.0ブルーノ・ガンツ!

kossyさん
2018年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 中心となる構図からカメラを引いて、自然な足並みで多くの人が動く。映像としては懲りすぎとも思えるくらい、不思議な雰囲気が漂ってくる。

 信号で止まる車の窓を洗う難民たち、難民売買(?)と思える映像。台詞も説明もほとんどなされない不可思議な長回し映像に眠くなるが、心地よい。人身売買業者(?)から少年を売ってもらい、国境の地を目指すアレクサンドレだが、思うようにいかない。思い通りにならなかった認知症の母親、亡くした妻アンナ、そして未完成の詩や小説。旅立つには悔しいことが多すぎたのだ。そして、嫁いだ娘にひきとってもらえなかった愛犬を誰かの結婚式で誰か(誰?)に預ける。

 途中、妻や母の回想シーンを織り交ぜながら、理想の詩人をも登場させ、幼き少年にも教えようとする。そして別れ間際に飛び乗ったバスの幻想的な光景によって、人生を走馬灯のように感じさせるのだ。赤い旗を持った革命戦士のような若者、芸術論を語るが仲たがいしそうな恋人、そして音楽家、詩人・・・結局、人生の美しさを理解できずに旅立たねばならない無念さを秘め、虚しく帰途につくアレクサンドレ。ブルーノ・ガンツの虚ろな表情が心に沁みる。少年の会話も印象的。故郷では地雷が残り、親友だったセリムも溺死してしまった。

 妻の言葉「永遠と一日」が病院へ行くことを止めさせるが、果たしてこれでよかったのだろうか。妻の思い出はそうであろうが、彼にとっては永遠によそ者なのだから・・・

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kossy

3.5まだ難しかった。またいつかみようと思います。

平一さん
2017年10月23日
iPhoneアプリから投稿

まだ難しかった。またいつかみようと思います。

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平一
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