ロブ・マーシャル監督のミュージカル「ナイン」もストの影響で製作延期!
2007年11月21日 12:00

[映画.com ニュース] ロブ・マーシャル監督(「シカゴ」)が、フェデリコ・フェリーニ監督の名作「8 1/2」(63)をミュージカル映画化する「ナイン」もまた、米脚本家組合(WGA)のストライキの影響を受け、製作が延期されることになった。当初は08年3月の予定だったクランクインが、来年後半に順延されることになったという。
その原因はリライトする脚本家を雇ったためらしい。WGAのストライキ突入の2日前に、アンソニー・ミンゲラ(「イングリッシュ・ペイシェント」)がマイケル・トルキン(「ザ・プレイヤー」)のオリジナル脚本をリライトするために雇われたが、ストライキのせいで現在、リライト作業にも手が付けられない状態に陥ったのだという。
ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、ソフィア・ローレン、マリオン・コティヤール(「エディット・ピアフ/愛の讃歌」)といった国際色豊かなキャストが話題だった同作だが、この製作延期に伴い、出演者たちのスケジュールを確保できるかは不明で、キャスティングのやり直しも懸念されているという。
オリジナル版でマルチェロ・マストロヤンニ演じた映画監督グイド役に決まっていたバルデムは、現在ポストプロダクション中のウッディ・アレン監督の新作コメディ「Vicky Cristina Barcelona」で共演したクルスと恋を再燃させ、公私ともに充実中。コーエン兄弟監督・脚本の「ノーカントリー」(08年3月15日公開)での殺人鬼の演技はアカデミー賞ノミネート確実。麻薬王エスコバルを演じる「Killing Pablo」(ジョー・カーナハン監督)など多数の出演作が控えている。
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