「ブレードランナー」のフィリップ・K・ディックの伝記映画が製作へ
2007年11月2日 12:00
[映画.com ニュース] 「ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」などのSF映画の原作者として知られる作家フィリップ・K・ディックの伝記映画が現在準備中であることを、ディック役を演じるポール・ジアマッティ(「サイドウェイ」)が米MTVに語った。
「現在、脚本を書いている人物がいる」と彼が語るプロジェクトのタイトルは、82年のディックの絶筆と同じ、「The Owl in Daylight(昼のフクロウ、の意)」。B級映画の作曲家で、サウンドを聴く能力や芸術や幸福を味わう能力に欠けた主人公が、現実と虚構の間で混乱するという、脚本家チャーリー・カウフマン(「マルコヴィッチの穴 」「アダプテーション」)の作品にも似た複雑な内容になるという。
「このアイディアは彼(ディック)の最期の作品から取られたものだ。彼の物語は屈折した現実世界を描くものが多い。彼は精神的に病んでいて、数多くの問題を抱えていたと言われている。何度も結婚しているし、偏執的な行動も起こしている奇妙な男だよ。とても興味深く、実に複雑な人生を送っていたね」とジアマッティ。
かつて同作の監督候補として、「バロン」「フィッシャー・キング」のテリー・ギリアム監督が噂になったことがあるが、ジアマッティはMTVに対して監督と脚本家の名前を口にしていない。
関連ニュース


「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」あらすじ・キャスト・8つのトリビアまとめ 2027年には全米公開50周年【金曜ロードショーで放送】
2025年4月25日 21:00




映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー