「スター・トレック」最新作の悪役キャラに、エリック・バナ!
2007年10月11日 12:00
[映画.com ニュース] J・J・エイブラムス監督が映画化する「スター・トレック」最新作に、“ネロ”という映画版オリジナルの悪役として、オーストラリア出身の男優エリック・バナが出演する、と米バラエティ紙が伝えた。以前ラッセル・クロウが悪役を演じるという噂があったが、同郷のバナが代わりに選ばれたと見ていいかもしれない。
エリック・バナは、来年40歳を迎えるコメディアン出身の俳優で、リドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」でハリウッド進出。アン・リー監督のアメコミ映画「ハルク」で主役の座を勝ち取り、ウォルフガング・ペーターゼン監督の大作「トロイ」やスティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」の演技で高い評価を得ている。最新作はソニー・ピクチャーズの「The Other Boleyn Girl」で、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン演じる“ブリーン姉妹”と共演している。
現在、エイブラムス版「スター・トレック」には続々と出演者が決定している。ザッカリー・クイント(TVシリーズ「24」「HEROES/ヒーローズ」)が若きスポック、“本家”レナード・ニモイ(TVシリーズ「宇宙大作戦」)がもちろんスポック、ロシア出身のアントン・イェルチン(「アトランティスのこころ」)が若きチェコフ、ゾーイ・サルダナ(「ドラムライン」「ターミナル」)が若きウフーラを演じる。