ケイト・ボスワースが米版「ベロニカは死ぬことにした」に主演
2007年9月13日 12:00
[映画.com ニュース] 日本にもファンが多い、ブラジルの作家パウロ・コエーリョのベストセラー小説「ベロニカは死ぬことにした」(角川文庫・刊)がハリウッドで映画化されることになり、「ブルークラッシュ」「スーパーマン・リターンズ」のケイト・ボスワースが主演に決定した、と米ハリウッド・レポーター紙が報じた。
監督は、「キス・オブ・ライフ」で英国アカデミー新人監督賞を受賞したエミリー・ヤング。「ストリート・オブ・ファイヤー」「トゥルー・クライム」の脚本家ラリー・グロスと、「ブランニュー・ワールド」の監督・脚本を手掛けた「トゥリーズ・ラウンジ」「ヴァージン・スーサイズ」の女優ロベルタ・ハンレイが共同で脚色。「バッファロー66」「ヴァージン・スーサイズ」「アメリカン・サイコ」のミューズ・フィルムズなどが製作にあたり、08年初頭から撮影開始される模様。
若さと美しさを手にしながら、退屈な人生に嫌気が差し、睡眠薬を大量に飲んだベロニカは、目覚めると精神病院にいた。自殺の後遺症で残り7日間と余命を宣告された彼女は、狂人たちと残りの人生を過ごすことになるというストーリー。同原作を基に、真木よう子主演、筒井ともみ脚本・製作、堀江慶監督で05年に映画化された日本映画があるので、比較して見たい。