トゥルー・クライム

劇場公開日:

解説

「許されざる者」のクリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務め、アンドリュー・クラバンのサスペンス小説「真夜中の死線」を映画化。カリフォルニアの地元紙に勤めるベテラン記者エベレットは、交通事故死した同僚の仕事を引き継ぎ、死刑執行を目前に控えた囚人ビーチャムの取材を行なうことに。ビーチャムの無実を確信したエベレットは、刑が執行されるまでの残り少ない時間の中で真相を暴こうと奔走するが……。

1999年製作/127分/アメリカ
原題:True Crime
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1999年12月25日

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映画レビュー

3.5イーストウッド作品の分岐点

2023年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

クリント・イーストウッドの監督作品を制作年代順に並べていったときに、ここあたりから、ケレン味というか、派手なドンパチが削られて、よりリアル志向に傾いていったように思える。
彼の座組で仕事をする多くのスタッフを抱え、その人たちを食わせないといけないという現実的な問題に直面したときに、かならず作品性を優先する、という、今日では当たり前の製作アプローチが垣間見える。

それは、旧来のありがちなカースタントや、格闘シーンなどを必要としないのに、入れざるを得ないというジレンマと戦い、得た結論なのだろうと思う。

これ以前の彼の作品には、もちろん作品としての古臭さはともかくとして、どこかで見たことのあるアクションやカースタントを無理やりにでも挟み込んでいた印象があり、初めて見る驚きなどといったワクワク感は皆無だった。

ここから、余計な贅肉をそぎ落としていく彼の作風がより強まっていったのだろう

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うそつきカモメ

3.5クリント・イーストウッドの作品を初めてみた

kさん
2022年8月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

死刑囚が家族と今生の別れをするなどラストシーンに差しかかるとこから見入った。

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k

4.0冤罪の死刑囚を救う新聞記者。 終始良い緊張感。映像も独特なのも魅力...

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冤罪の死刑囚を救う新聞記者。
終始良い緊張感。映像も独特なのも魅力的。
緊張感の中にもコミカルさもあり、バランスがよく最後まで飽きさせません。それぞれの心情もよく描かれていました。おもしろかったです。

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よっしー

4.0もう時間がない

2021年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

死刑が執行される日に、この囚人が無実とわかった記者(クリント・イーストウッド)の奮闘ぶりを描く。
この記者、女癖が悪く、いつも問題を引き起こしている。
交通事故で亡くなった同僚の代わりに、死刑囚の記事を書くことになるが、冤罪の匂いをかぐ。
とても面白く、終盤は手に汗握る盛り上がりだ。

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いやよセブン
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