「ニュー・シネマ・パラダイス」のトルナトーレ監督、モスクワ映画祭監督賞に
2007年7月10日 12:00

[映画.com ニュース] 「ニュー・シネマ・パラダイス」で世界中の映画ファンを感涙させたイタリアの映画監督ジュゼッペ・トルナトーレが、新作サスペンス「題名のない子守唄」(今秋日本公開)で、第29回モスクワ国際映画祭(6月21日~30日)監督賞を受賞していたことが分かった。
同作はトルナトーレ監督にとってモニカ・ベルッチ主演の「マレーナ」以来6年ぶりの新作で、ヒロインを務めるのはロシア人女優クセニヤ・ラポポルト。ウクライナから北イタリアへやって来たミステリアスな家政婦を描く。07年アカデミー名誉賞を受賞したエンニオ・モリコーネによるノスタルジックなスコア音楽も話題。今年6月に発表された本国イタリアの伊アカデミー賞(デビッド・ディ・ドナテッロ賞)では作品・監督・主演女優・音楽・撮影の主要5部門を受賞している。
モスクワ国際映画祭は“隔年”開催される映画祭で、61年に「裸の島」(新藤兼人監督)、75年に「デルス・ウザーラ」(黒澤明監督)がグランプリを受賞したことで知られる。フェデリコ・フェリーニ監督が63年の「8 1/2」と87年の「インテルビスタ」で、エットレ・スコーラ監督が75年の「あんなに愛しあったのに」でグランプリに輝くなど、イタリアの巨匠に何かと縁がある映画祭だ。
なお、同映画祭グランプリは、ベラ・ストロゼバ監督(ロシア)の「Travelling with Pets」だった。
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