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トム・クルーズ主演の戦争映画が独国防省から撮影禁止に!

2007年6月27日 12:00

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信仰と仕事は 混同しないよ
信仰と仕事は 混同しないよ

[映画.com ニュース] トム・クルーズブライアン・シンガー監督のコラボレーションが話題の戦争映画「ワルキューレ(Valkyrie)」が思わぬ障害に出くわした。同作品は、第2次大戦中の独軍将校によるアドルフ・ヒトラー暗殺計画を描いた戦争アクションで、物語の舞台となるドイツで間もなく撮影が開始されるが、6月25日、ドイツ国防省が国内の軍事施設での撮影を一切認めないと発表。その理由として、クルーズがサイエントロジー教団の信者であることを挙げた。

ケネス・ブラナー、カリス・フォン・ハウテン(「ブラックブック」)、ビル・ナイ(「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」)、エディ・イザート(「オーシャンズ13」)といった国際派俳優を揃えた同映画は、第2次大戦中に実際計画されていた史実、ヒトラー総統暗殺事件を描く。クルーズは、その計画の首謀者であったドイツ軍将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を演じる。同大佐は44年7月にブリーフケースに爆弾を隠し持ち、暗殺を試みたが失敗し、処刑された。

ドイツ政府は、サイエントロジーについて、宗教団体を装って資金集めをしていると主張。ドイツ国防省の報道官は、同教団の広告塔にもなっているクルーズがシュタウフェンベルク大佐を演じる限り、独軍施設内での撮影は許可できないと語った。一方、サイエントロジー側はこの主張を完全否定している。

クルーズの長年のパートナーで、製作会社ユナイテッド・アーティスツの代表、ポーラ・ワグナーはこの件に関し、次のような声明を発表。「もうすぐ撮影に入る『ワルキューレ』は、第2次大戦のレジスタンス・ヒーロー、シュタウフェンベルク大佐の英雄像や理念を、歴史的にも正確に描いたスリラーです。ドイツ軍大将校の中にもナチ支配に対し真のレジスタンス活動をした人物がいたということを、我々は世界に向けて発信したかった。『ワルキューレ』の物語は、ブライアン・シンガークリストファー・マッカリーが発案したもので、我々ユナイテッド・アーティスツが買いました。物語のベースは、マッカリー氏とネーサン・アレクサンダーによる、よく想像をめぐらした脚本で、我々はそれにゴーサインを出し、シンガー氏を監督にしました。それからシュタウフェンベルク大佐の役柄について完璧に役作りしていたトム・クルーズにオファーしました。大佐への明白な賞賛を表すことは別にしても、クルーズ氏の個人的な理念が、映画のプロット、テーマまたは内容と関係することは絶対にありません。世界中のどこでもこの映画を撮ることは出来るでしょうが、ドイツは物語の正義を本当に表現できる唯一の場所だと信じています」

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