石坂浩二、27年ぶりの金田一。新世紀版「犬神家の一族」
2006年4月11日 12:00

前5部作の最終作「病院坂の首縊りの家」以来約27年ぶりに金田一耕助を演じることになった石坂浩二は、30年前と今の自分の姿を比べて変わったことはありますか?と聞かれると「比べたくないですよ(笑)。今回はなるべく鏡は見ないようにします」と話したが、「この作品は、僕にとっても忘れられない映画ですから、再び金田一を演じられるのは、『こんなに役者冥利に尽きることはないな』と、神様に感謝しております」とリメイクの喜びを語った。
「リング」や「呪怨」シリーズなどのホラー作品で知られ、ハリウッドでもヒットメーカーとして活躍する一瀬隆重プロデューサーの依頼を受けての監督登板となった市川監督は「前回は、石坂ちゃんの金田一を風来坊のように演出しましたが、今回も同じです。とにかく映画らしい映画を作りたいと思います」と話した。脚本が前作とほとんど同じだという本作だが、30年の時は市川監督の演出にどういう変化をもたらすのか? 前作と本作を見比べてみるのも一興だろう。
新世紀版「犬神家の一族」は4月12日にクランクインし、7月にクランクアップ。年内完成予定で、来年上半期の公開を目指すという。
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