ディカプリオ、シリアス路線に転向?
2004年8月17日 12:00
トム・クルーズ主演の「コラテラル」を完成させたばかりのマイケル・マン監督が、レオナルド・ディカプリオとタッグを組むことが明らかになった。タイトルは「パブリック・エネミーズ」。ブライアン・バロウの同名ノンフィクション小説の映画化で、犯罪はびこる大恐慌時代のアメリカで、FBIがいかにして国家警察権力組織としての地位を築き上げたかを描いたドラマだ。ディカプリオがどの役柄を演じるかは不明。
ちなみに、12月17日に全米公開されるディカプリオ主演の「アビエイター」は、「ギャング・オブ・ニューヨーク」に引き続きマーティン・スコセッシ監督がメガホンを握っているが、当初はマイケル・マンが監督を手がける予定だった。「インサイダー」「アリ」と実話を元にした映画を立て続けに手がけ、同ジャンルに飽きたマイケル・マン監督が、スコセッシ監督にハワード・ヒューズの伝記映画を譲ったのである。