トライベッカ映画祭開催、審査員はマイケル・ムーア
2003年5月6日 12:00
トライベッカ映画祭が、3日から開催されている。ニューヨークの映画産業発展のためにロバート・デ・ニーロらが発起人となった映画祭も今年で2度目。今回は短編・長編・ドキュメンタリーを含む200本以上の作品が上映されるほか、無料のロックコンサートやコメディ・ショー、ワークショップなどが行われるなど、昨年に比べて一気にスケールアップ。審査員にも、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督、ウーピー・ゴールドバーグ、「トラフィック」で知られる脚本家のスティーブン・ガガン、デザイナーのミウッチャ・プラダら多彩な顔ぶれが集まった。
上映作品は、「ミニミニ大作戦」(マーク・ウォルバーグ、シャーリーズ・セロン出演)や、「恋は邪魔者」(ユアン・マクレガー、レニー・ゼルウィガー出演)などのハリウッド映画から、インディペンデント映画や外国映画、さらには、マーティン・スコセッシ監督がセレクションした古典映画の上映もあり、バラエティ豊かだ。ちなみに、上映される古典映画は、「レッド・スキン」(29)、「裸足の伯爵夫人」(54)、「続・夕陽のガンマン」(66)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ完全版」(84)など。4日には「劇場版ポケットモンスター/水の都の護神 ラティアスとラティオス」が上映された。