全米監督協会賞は「シカゴ」のロブ・マーシャル!
2003年3月4日 12:00

初監督作品で受賞を果たしたマーシャル監督は、ブロードウェイで著名な演出・振付家として知られており、舞台「キャバレー」ではトニー賞などを受賞している。金色のトロフィーを受けとった監督は「まるで予想していなかった」と興奮した様子で話し、出演者らだけでなく「ウエスト・サイド物語」のロバート・ワイズ監督や「恋の手ほどき」のビンセント・ミネリ監督といった、往年のミュージカル映画の傑作を生んだ名匠らに感謝すると述べた。
事前の予想では、「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマーティン・スコセッシ監督が最有力視されていたほか、BAFTAとセザール賞で監督賞を受賞していた「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督も注目を集めていたため、マーシャル監督の受賞は、アカデミー賞へ向けて大番狂わせとなった。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





