ウエスト・サイド物語
劇場公開日 2002年12月28日
解説
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにした大ヒットブロードウェイ・ミュージカルを、巨匠ロバート・ワイズとミュージカル版を手掛けた演出家のジェローム・ロビンスが共同で映画化。ニューヨーク・マンハッタンのスラム街を舞台にイタリア系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の抗争と悲劇を描く。主演はナタリー・ウッド。61年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞を含む10部門で受賞した。日本では1961年に初公開された後も幾度かリバイバル公開されており、2002年12月にはニュープリント・デジタルリマスターバージョンでリバイバル公開されている。
1961年製作/152分/G/アメリカ
原題:West Side Story
配給:シネカノン
日本初公開:1961年12月23日
スタッフ・キャスト
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2022年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
その時代の、移民同士の抗争と恋愛を描いている。
時代背景から、力と力の戦いだったのか、けんかも絶えなかったんだろう。
人が交わるところに争いもあるだろうが、恋愛もある。
ラストシーンに、周りのみんなに銃口を向けて、争いをやめるように訴えていたが、まさに今にも通ずることだろう。
リメイク版を今作ったスピルバーグは、きな臭くなった世界に訴えたんだろう。
難しいテーマをミュージカル映画という形で、知ることができてよかった。
2022年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
スピルバーグ版を観て、改めてDVDを借りて見直した。
勿論、ストーリーよりはダンスとミュージックが中心なのだが、全然、古臭くない。
ただ、やっぱり比べるとスピ版の方が好きかな。
ナタリー・ウッドは可愛いな。
ミュージカルの中でも「歌と踊り8割ドラマ2割」の作品ですので、登場人物の描写や物語性は二の次です。この頃のミュージカル作品は、今のようにドラマ展開や映像の工夫で多面的に楽しませるタイプではなく、ひたすら歌と踊りが続く「純粋ミュージカル」なので、ストーリー性や映像美を期待する人には向きません。登場人物もダンシングマシーンなので、感情移入もできません。
私も典型的なミュージカル敬遠者なので、さほど面白いとは思いませんが、以前観た時よりは少しマシでした。
いずれにせよ、ミュージカルは普通のドラマ映画と違ってダメな人はハナから無視するので、観た人イコール好きな人、故に平均点は高くなる傾向がありますのでご注意。
歌も踊りも楽しめた〜でもジョージチャキリスに匹敵するような踊り手はいなかった。それにトニー役に、何の魅力もないので、トキメキを感じれなかった。映画ロミオとジュリエットのディカプリオのような魅力のあるトニーだったら、楽しめたかもしれないが。スピルバーグが、何故リメーク版を制作したのか甚だ疑問。
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