自己肯定感の高い両親の生き方が自然体でGood
聴覚障害者の両親を持った健常者の子供(コーダ)の人間ドラマ&成長物語。敢えて山場は作らず、親子の日常をドキュメンタリータッチで淡々と綴っていく。2022年アメリカ・アカデミー賞作品賞受賞作コーダあいのうたと同様に、本作に登場する聴覚障害者はすべて実際に聴覚障害のある俳優が演じている。
本作の舞台は宮城県の小さな港町。主人公は五十嵐大(吉沢亮)。彼は聴覚障害者の両親の元で生まれ、小さい頃は母... 続きを見る
ヒツジさんはヤギさんで、クマさんもいた。
野木亜紀子、やばい。
この一言につきる。
何を語っても鑑賞に影響する
ネタバレになりそうで、
「ヒツジさんはヤギさんで、クマさんもいた」
くらいしか話せないが、
こちらの上げたハードルを
軽々超えてくる傑作だった。
アンナチュラルとMIU404の世界線が、
ごくごく自然につながってきて
胸熱なのはもちろんのこと、
テーマの選択の確かさと
それを単なる感動ポルノとして
観客に消費させてなる... 続きを見る
笑って泣けて、よし明日から自分も頑張ろうと思える娯楽映画の王道
映画秘宝とか読んでそうな映画ファンにおいては“知る人ぞ知る”、2014年公開、下町ヒーロー映画の傑作『拳銃と目玉焼』。その作り手である安田淳一監督の長編映画3作目。2023年の京都国際映画祭で上映され絶賛、2024年7月の北米ファンタジック映画祭でも満席スタンディングオベーションの好評で、観客賞金賞を獲得。作品の評価は予めの折り紙付き。
「笑って泣けて、よし明日から自分も頑張ろうと思える娯... 続きを見る
新あぶ刑事は、土屋太鳳と西野七瀬を希望
土屋太鳳ちゃんがいいのよ。顔圧がタカ、ユージに負けてないし、息もピッタリ。バイクにまたがった姿がまたいい。メットからロングヘアーをなびかせて登場。
彩夏の母親が誰かなんて、配役でバレバレなんだけど、あぶ刑事はド直球でよい。
気になっていたアクションシーンなんだけど、ミエミエのスタントダブルなんてことはなく、その年齢にしてはやるんじゃないというレベルにチューニングされている。
なん... 続きを見る
まとまりのよい優等生的ゴジラ
日本初のアカデミー賞視覚効果賞受賞作。
【ストーリー】
特攻隊パイロットの敷島は、機体に不調ありと着陸した大戸島の整備基地で、島民たちの口づてに伝承される怪物・呉爾羅(ゴジラ)に出くわして守備隊基地全滅を目のあたりにする。
戦後になってもその時の心理的外傷を引きずり、家族は空襲で死に絶え、敷島は生きる意味を見失っていた。
途方に暮れていたある日、焼け野原となった東京で出会った典子と、押しつ... 続きを見る
モスラの優しさや母子の愛情に号泣!
モスラって、文学者の中村真一郎・福永武彦・堀田善衛 が原作という話を聞いたことがありますが、この作品ではモスラの人間を守る姿にめちゃくちゃ癒されました。しかもゴジラとコングを共闘者に導く姿は神々しささえありました。鳴き声も可愛い笑。あと、地底人の聾唖者の少女とヒロインのレベッカ・ホール(知的で魅力的な女性)との母子愛のようなシーンには、つい号泣してしまいました。この作品は、観る人を飽きさせな... 続きを見る
その打ち明け方は、ツボです
鶴瓶と江口のり子であることが全面に押し出されているから、笑っちゃうし、ほろっときてしまう。
60過ぎの町工場経営のおっさんの再婚相手が、20歳の美人?
そんなファンタジー設定も、演者の力量で飲み込めてしまうから不思議。中条あゆみも2人に負けない顔圧で頑張ってます。
家族に対しては、自分のできる範囲でしか関わらない。そんなドライな考え方を持っているから、ことさら家族を強調する早希に... 続きを見る
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