娘を助けたい。ただそれだけが始まりの物語です
何と大きな大きな家族の愛の物語なんでしょう。
小さな町工場を経営する坪井さんが、余命10年と宣告された自分の娘を救うため、人工心臓を誰も作れないなら自分で作ろうと始める、信じられない奇跡のようなお話でした。
次女・佳美を助けたいと何が何でもあきらめないお父さん。でも壁に当たった時の「次はどうする?」と、やはり前向きなお母さんの言葉が大きな力に成りましたね。
妹を守るため弱音は吐かない長女・奈... 続きを見る
“関心の壁”を可視化した鋭い眼差しが、時を超え現代人を射抜く
ナチスドイツとホロコーストの歴史に明るい人なら、映画の題名の元になった用語に聞き覚えがあっただろうか。ドイツ語でInteressengebiet、英訳でZone of Interestは、第2次世界大戦中のナチス政権が占領下ポーランドのアウシュビッツに建設した強制収容所群を取り囲む一帯を指した呼称。interesseとinterest(どちらもラテン語から派生)には「関心;利権;重要」などの... 続きを見る
ポップコーン売らないでほしい
小説が原作だが、しっかりとしたショットと音響で映画になっている。
環境音が映画のキモになっており、巧みに音響設計されている。それ故、ポップコーンを食べる輩が周りにいると映画の魅力が半減する。このような映画は音響設備のよい劇場で観るべしという人が多いが、まったく逆。自宅で配信をヘッドホン付けて観るのが最良の鑑賞方法だと思う。
そもそもアメリカ人と違って日本人はポップコーンなんか滅多に食べな... 続きを見る
私たちはどこまで寄り添うことが出来るのだろう
劇中のいつからこんな世の中になってしまったのかと言うセリフが心に響きます。
突然いなくなった幼い娘を必死になって捜す両親。
母となって母の役を演じた石原さとみの演技は、もうその枠を越えた本物の叫びのように聞こえ、絶賛に値すると思いました。
夫役の青木崇高さんも沙織里に寄り添いながらも冷静さを保ち、しかしやるせない気持ちを抱えている難しい役を見事に表現していましたね。
報道する側の数字至上主義... 続きを見る
【鑑賞後1年 思い返すに評価上昇 のため上書き。思い出した】コレは傑作❗️ただし 人間関係が錯綜するだけに 観る人【成人以上向き】のコンデション が重要。
【まず最初に 原爆被害に遭われた犠牲者の方に哀悼の誠を捧げます】
本作は 観客に 問いかける大人の作品。今たまたま コレ打ってるときテレビで福山雅治さんが 想望 歌ってるけど
まさしく 「今 生きてる〜」作品 全人類に降りかかる 核の問題投げかけてる でも3時間はチコっと長いかも 特に前半
コレはジャンルは 生き様伝記映画というより
原爆とその後に至る複雑な人間関係の力学に感じ入り 主人... 続きを見る
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