BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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終わり方が好き
安藤サクラに絶対的信頼を置いているので、面白いんだろうなと思ってみたらちゃんと面白かったです。イケメンキャラばかりで気付きませんでしたが山田くんって演技上手なんだなって実感しました。おっちゃんがいいキャラしてた。 馴染みのなくリアリティに欠けるような裏社会設定が、妙にリアルに見えてすごいなと思いました。一貫してる描写が散りばめられていて、そこから当人同士の間に少なくからずとも情があるのが覗けたのも好きなところです。
安藤サクラさん好きな人は見る価値あり。
安藤サクラさんの演技めちゃ好き。 ブラッシュアップライフで大好きになった安藤サクラさん、 万引き家族は知ってたけど、これは、新たな安藤サクラさんを楽しめる作品。 悪い役なんだけど、安藤サクラさんがかっこいい。 悪い役なんだけど、安藤サクラさんを応援しちゃう。 すぐに没入しちゃう。 話はすっきりはしない、もやもやした。 でも迫力があって大勢が求めるサスペンスって感じだと思う。 今もどこかで、こういうことがあるんじゃないかと思うほどリアリティもすごくある。 弟役の彼は行動がよくわからなかった。 もう少し彼の心境とか説明してもいいんじゃないかなと思った。
流石の一言
安藤サクラには絶大な信頼を置いています 今回も本当に素晴らしい演技力でしたわ〜〜 山田涼介も演技がナチュラルで負けてなかった 王子様系の役よりこういう役のがいいんでないかい?? ストーリーも終始不穏な空気に包まれてて面白かった ⚠︎関西弁の中でもかなり濃い方の関西弁だから字幕必須⚠︎
面白い試みだとは思うけど
山田涼介、良い役をつかんだなと思ったけど、なんか深みがなくてサイコパスは表現出来てなかったな。 黒幕も実は近い人って言われるとスケール感小さくなっちゃうし、性奴隷にされちゃうのも何故そうなるかとか尺が長い割に描けて無いような気がする。
リアリティある…
全出演者が本物?と思うほどの狂気の演技。人から金を奪い、人を殺し、命を何とも思っていない、その軽薄さと自分の命を代えてでも大切なものを守る、このギャップが何とも言えない。優しい心根を持ちながらも、生き抜くために奪う悪者たち。安藤サクラ、サリngROCKは迫力あった。
視聴中ずっとネルを応援していた。 曼荼羅の強さと優しさ。 演出も脚...
視聴中ずっとネルを応援していた。
曼荼羅の強さと優しさ。
演出も脚本も良かった。
最後道で服を脱ぎ捨てるのは色んな意味で印象深い。
あかんやろ~ 誰かに見られてたら どないすんねん と思った。
BGMと雰囲気がオシャレで何回も観たくなる。
意味不明
オチもないし、中途半端。テンポもわるい。要素詰め込むなら全ておとさないと意味がわからん。映画の悪いところ出てる。雰囲気だけ。安藤さくらも良かったけど、キャラが弱すぎて彼女の良さも出てない。脚本も演出もイマイチ。
愛情の伝え方って人それぞれ
CMみて安藤サクラと山田涼介の演技力に惹かれてみてみたかったもので、 やっと見れた作品。 期待値が高かったこともあり、期待値程はなかったなあ…というところが率直な感想。 愛情の裏返しだったり、曲がった愛情の伝え方もあるところを見て なんだか切ないな…と思いました。
安藤サクラ目当てに鑑賞。
安藤サクラ主演映画にハズレ無し。 殺しを厭わない犯罪者、頼れる姉御肌、人懐っこい笑顔。この表情をワンカットで見事に切り替える。もはや職人芸だ。 この手の邦画はあまり見ないのだが、これが非常に良かった。 加えて本作は山田涼介との掛け合いが素晴らしかった。その他脇を固める俳優陣もキャラが立っており印象深い。 彼らの異なる個性が織りなすドラマを最後まで堪能できた。 クライムサスペンスでシリアスな作風の本作。スリリングで先が読めず誰も信用できない展開が続く中での唐突なギャグ。かと思えば更にスリリングな展開で畳み掛ける。この緊張と緩和と塩梅が絶妙で、ドラマ演出も巧みだった。 大阪という舞台もまた素晴らしい。 串カツを食べながらの会話パートなども印象深く。格差社会の底辺から天井までロケーションも様々で見る者を飽きさせない作りになっていた。 バーカウンターや和室など、スクリーンならではの横長の構図をフルに活かした画面構成も見応えがあった。 根無草として生きてきた姉弟、彼らが選んだ最期。 その不器用すぎる姿に涙した。 その一方で、これで良かったんだ。地獄が終わったんだと…どこか安堵してしまう自分もいた。良作。
善と悪の共存
何が善で何が悪なのか、
でもネリには逃げ切ってほしい
この囲われた世界から早く抜け出せる日が来てあげて欲しい、
そう願ってしまう作品でした。
岡田准一さんは友情出演でしょうか?
出ているの知らずに見たのでビックリしました。
曼荼羅の酒が抜けて意識がはっきりしている時が
痺れるほどかっこいいです、最後自分の死を見越して、
ネリをタクシーで行かせて、自分は死んでいきました。
金貸の姉さんも、詐欺師的なのかと思ったけど
ちゃんとビットコインで5%でやりとりするんですね、そこは筋を通すのか。
そういった世界に詳しくないため、騙して全額取られちゃうのかと思いました。
14歳の頃ジョーが、ネリを助けて父親からのレイプから逃れることができたようですが、最後の最後もジョーは自分の命をかけて、ほやを殺してネリを呪縛から解放していました。
人を殺しているけど、愛があるように見える狂った感覚です、いろんな人が続々と人を殺してるし、後半でどんどん死にますが、賭博も、あんなふうに遠くに出向いて裏で行われているんだなぁって、なんだか知らない世界に踏み入った気持ちで映画を見ていました。
出てくる人全員演技が上手いので見入ってしまいました、
あのままインドネシアに逃亡できてますように。
おもしろい作品でした。
たくさんの登場人物がいますが全員しっかり特徴があり
ややこしくなく、ストーリ性も見やすい映画でした。
山田くんがずっとイケメンでした。
曼荼羅
俺は大丈夫やけど、関西弁、聞き取れるかな。 なんや、色々身近に感じたわ、もちろんそんな生活はしてないけど。 最初、宇崎竜童って変な役で出てるなぁと思ってだけど、最後はハマり役やったな。電池切れたって… むっちゃ似てる江口のりことの絡みがあると思ったけどなかった。
特殊詐欺に加担するネリとチビネリの物語り
この映画を楽しめなかった自分がめちゃめちゃ悲しくて悔しい。
明石家さんまさんが好きでないから?
原作者の黒川博行さんは大阪弁以外では、
小説を書けない人だから?
私がこの映画の良さを理解するセンスないから?
(内容に深くネタバレしてます)
(この映画をケナしてますので、好きだった方は読まないで下さい。
15歳のとき、性被害を受けていた義父を義弟のジョー(山田涼介)が
殺害した。
その後東京のIT変態社長の性奴隷となり、
その男の暴力により鼓膜を損傷して、左耳の聴力を失う。
出所したジョーが賭博で借金を作る。
ハングレヤクザにした借金を返すため、
ジョーは手っ取り早くネリの実父で
特殊詐欺の元締めの高城(生瀬勝久)の財産を狙い強盗を決行する。
ジョーは組み合ううちに高城に刺されそうになる。
物音で駆け付けたネリが、背後から高城の背中を刺して殺す。
そしてジョーは共犯の男も殺す。
ネリとジョーは2つの死体を高城のベンツで運び
山奥に埋める。
さて、高城の財産を奪うための実印そしてキャッシュカードなどの
暗証番号をどう探すか?
それはみつかるのか?
という話し。
幾ら簡単に書いたつもりでもこれだけ長くなる。
粗筋を聞いたら詰まんない話しですよね。
(正直言って詰まんなかったです。)
良かった点。
撮影とセットと俳優そして音楽。予算は潤沢みたい。
場面転換に使われる弦楽合奏はヴァイオリンやチェロの美しい曲で、
この映画のクォリティを上げていた。
安藤サクラは、70%の余力で、フットワークの軽い、しなやかで
運動神経と頭のまぁ良い女•ネリを、そしてチビ煉を
今までにないサクラを見せました。
悪い点。
1、聞き取れないほどの早口、
「検察側の罪人」と「ヘルドックス」
はじめ喧嘩売ってんのか?と腹が立ったが、必死で聞いてたら聞こえてきて
結果ペースに乗せられて、早口は面白く効果的だった。
しかし今作は字幕有りで見たけれど、全く乗せられない、
乗っからなかった。
ワル滑りする会話に冷えてゆくばかり。
(関西人出ないからかな?ともかく笑えない)
2、陰湿な内容
性被害、実家の放火、そして性奴隷になり逃亡者となり、
実父を頼り特殊詐欺に加担して、遂には実父を殺害して死体遺棄。
こんなドロドロの役を軽々と演じる・・・
ときにドスの効いた声で凄むネリ。
これって、いわばネリはダークヒロインだよね!!
ヒロインである事に納得出来ない自分。
なんか割り切れない‼️
私には、この映画、古臭いし、ダサい・・と思う。
原作者の黒川博行さんはギャンブル中毒を自認してる方ですが、
曼荼羅(宇崎竜童)の花札賭博とか、今どき、する人いるの?
曼荼羅がタトゥーの上半身裸で晒すとか、
あり得ない(老骨に寒そう・・・)
今どき元ヤクザもんは、小さくなって生きてますよ。
セットも凝っててバーとかカフェは鉄パイプの組み立て様式で
センスが良かったが、
3、無駄にインテリアが美しい
広すぎる曼荼羅の部屋とか・・・
高い天井、太い立派な鴨居、
投資家社長のオフィスは、もっと無機質でいい。
社員が水商売みたいな服装で、社長が美女を侍らせる企業は
あるのかな?
基本、金持ちは女に不自由しない
(勝手に女が蟻のように砂糖にたかってくる)
ネリに拘る(彼の権勢を否定したから、かね?)
胡屋(渕上泰史)の気持ちが納得出来ない。
ついでにネリの居場所を突き止めて戦闘モードの胡屋を
復讐のために討ち死に覚悟で殺しに行くジョーが、
納得出来ない。
ジョーはネリを愛してるんだよね!?
そこら辺が山田涼介の演技力と存在感の足りなさか?
途轍もなく薄っぺらい。
格好良いネリ。
ネリがコートの裾を何回もひるがえす!!
ラストで3枚くらいコートを投げて着替えるよね!!
それが格好良さの表現・・・なんだか、北風小僧だね!
女性版のハードボイルド・ノワール。
ダークヒロインのネリ。
特殊詐欺の仕組みと警察の攻防、
後手後手だね、
江口のりこをもっと活かせたら良かった。
結局は同じ穴のムジナの《実父殺し》がメイン。
原田眞人監督作品は早口で捲し立てるうちに、
リズムに乗せられて夢中になるパターンなのだが、
この映画は最後まで私の中では盛り上がらなかった。
硬茹で卵(ハードボイルド)の黄身は、
実は孵化しかけたアヒルの卵を茹でる
ベトナムのアヒル料理のホビロンみたいに口に異物がモゾモゾして
飲み込めなかった。
(口に合わなかったんです)
安藤サクラはドロドロの不幸の連鎖を犯罪で断ち切る
ネリとチビネリの混迷を演じ分けていた。
(こんな事長々と書く自分に自己嫌悪)
(書きたくなかった)
安藤さくらの演技が抜群
オレオレ詐欺を舞台にした裏稼業の犯罪手口と悪辣な実態を描き尽くすクライムサスペンス問題作! 安藤さくらさんも、育ちが良いから難しい演技だったと思う、宇崎竜童はいい感じ。山田涼介はアイドルだから仕方ないかもだけど、演じきれていなかったのが残念。人を殺した後の演技は、もっと狂気に満ちているとリアリティーを感じ怖さが増したと思う。爽やか過ぎる。 サリngROCKはゾクゾクした。 冒頭シーンで満州けい子が出演してる。
黒川 jesus 原作逸脱
黒川作品は大好物で今や小説は先生の本しか読まないぐらいで だから当然ながら原作も数回読んでいます タイトルを勁草からbad landsに変更すると知って かなり悪い予感がして、というのは黒川作品は 漢字2文字の熟語にするのが基本であり まるでジーザス&メリーチェインというか プライマルスクリームのようなタイトルは意表をつくどころか 大阪の街と合わないと危惧した 原作が映画化される場合、内容をある程度変えるのはよくあるが ここまで変更して結局何が良かったのか全く分からない 疫病神でもジャニーズを(準)主役にしたが今回も同様の手を打って これも悪手だと思えてならない 最初の20分ぐらいまでのオレ詐欺事件のやり取りは良くて ここから原作通りにいくと思ったら、余計なシーンをいくつも挟む ・ビリヤードとコーヒー ・賭場&殺し未遂 ・東京の悪人 ・レズもどき ・暗号資産 など覚えているだけでもいくつもある 黒川作品は疫病神と伊達堀内シリーズ以外は 派手なケンカや乱闘シーンはほぼない というか不要な内容になっている そこが醍醐味であり面白いのに封印している 映像として派手なシーンが必要なのも理解できるが それなら伊達堀内を映画化した方が良かった 中途半端な乱闘シーンを入れるなら この女優とジャニーズでは派手さは期待ができず そんな矛盾ありきのキャスティング でも多分、もう一回は観るので★3つにしました
カッコ良すぎる
説明的過ぎない骨太なハードボイルド映画。良い意味で国産らしくないなと思ったら「ヘルドッグス」と同じ監督で納得。 実在する詐欺やヤクザ、半グレの会話を盗み見ているような隠語や造語が飛び交うスピード感が良い。観ながら瞬時に想像して理解していかないと追いつかないくらいの速さが命のやり取りをする現場の緊張感を生み出すリアリティ。 ほんで宇崎竜童がカッコ良すぎる。金に翻弄されてきた者が最後に「金では買われへんもんがあるや」と言う重み。壊れた老人かと思いきや、恩人の為に覚醒して最期を迎える。散り際の美学。 あと、岡田准一がチョイ役で出てて豪華。 江口のりこなんかも端役。 そして難波や西成の慣れ親しんだ街並みが舞台で嬉しかった。
考えずに観れる楽しい映画
原作未読。安藤サクラさんは賢そうで上品で透明感があると思っているんだけど、どちらかというと泥臭い役が多い。個人的にはミスマッチなんだけど演技力でねじ伏せてくるので毎回見入ってしまう。今回は男前感を出してきた。やっぱり雰囲気が良い。 山田涼介くんが無駄に顔が良いところもなんか良い。顔の良いクズ男は最高です。山田くんが出るということでもっと青春チックで小綺麗なものを想像していたけれどそうではなかった。日々を生き抜くのに精一杯な悪党たち、主人公に非情なところがあり無駄な情の部分を省いて、最後だけちょっとセンチメンタルを挟んでくるその分量もちょうど良い。 展開としては日本のノワールものにありがちなお約束を十分にぶっこんでいて見やすい。様々なキャラクターもどこかで似たようなのを見たことがある気がするけど俳優さんたちがみんな良い仕事をされているので良い感じ。ラストも完全に想定内なんだけれど、安藤さんのキャラクターが良いので爽快。あまり考えずに観れる楽しい映画でした。
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