BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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面白そうなのに面白くない
終わり方が好き
安藤サクラさん好きな人は見る価値あり。
流石の一言
面白い試みだとは思うけど
リアリティある…
全出演者が本物?と思うほどの狂気の演技。人から金を奪い、人を殺し、命を何とも思っていない、その軽薄さと自分の命を代えてでも大切なものを守る、このギャップが何とも言えない。優しい心根を持ちながらも、生き抜くために奪う悪者たち。安藤サクラ、サリngROCKは迫力あった。
タイトルなし(ネタバレ)
視聴中ずっとネルを応援していた。
曼荼羅の強さと優しさ。
演出も脚本も良かった。
最後道で服を脱ぎ捨てるのは色んな意味で印象深い。
あかんやろ~ 誰かに見られてたら どないすんねん と思った。
BGMと雰囲気がオシャレで何回も観たくなる。
意味不明
愛情の伝え方って人それぞれ
安藤サクラ目当てに鑑賞。
安藤サクラ主演映画にハズレ無し。
殺しを厭わない犯罪者、頼れる姉御肌、人懐っこい笑顔。この表情をワンカットで見事に切り替える。もはや職人芸だ。
この手の邦画はあまり見ないのだが、これが非常に良かった。
加えて本作は山田涼介との掛け合いが素晴らしかった。その他脇を固める俳優陣もキャラが立っており印象深い。
彼らの異なる個性が織りなすドラマを最後まで堪能できた。
クライムサスペンスでシリアスな作風の本作。スリリングで先が読めず誰も信用できない展開が続く中での唐突なギャグ。かと思えば更にスリリングな展開で畳み掛ける。この緊張と緩和と塩梅が絶妙で、ドラマ演出も巧みだった。
大阪という舞台もまた素晴らしい。
串カツを食べながらの会話パートなども印象深く。格差社会の底辺から天井までロケーションも様々で見る者を飽きさせない作りになっていた。
バーカウンターや和室など、スクリーンならではの横長の構図をフルに活かした画面構成も見応えがあった。
根無草として生きてきた姉弟、彼らが選んだ最期。
その不器用すぎる姿に涙した。
その一方で、これで良かったんだ。地獄が終わったんだと…どこか安堵してしまう自分もいた。良作。
善と悪の共存
何が善で何が悪なのか、
でもネリには逃げ切ってほしい
この囲われた世界から早く抜け出せる日が来てあげて欲しい、
そう願ってしまう作品でした。
岡田准一さんは友情出演でしょうか?
出ているの知らずに見たのでビックリしました。
曼荼羅の酒が抜けて意識がはっきりしている時が
痺れるほどかっこいいです、最後自分の死を見越して、
ネリをタクシーで行かせて、自分は死んでいきました。
金貸の姉さんも、詐欺師的なのかと思ったけど
ちゃんとビットコインで5%でやりとりするんですね、そこは筋を通すのか。
そういった世界に詳しくないため、騙して全額取られちゃうのかと思いました。
14歳の頃ジョーが、ネリを助けて父親からのレイプから逃れることができたようですが、最後の最後もジョーは自分の命をかけて、ほやを殺してネリを呪縛から解放していました。
人を殺しているけど、愛があるように見える狂った感覚です、いろんな人が続々と人を殺してるし、後半でどんどん死にますが、賭博も、あんなふうに遠くに出向いて裏で行われているんだなぁって、なんだか知らない世界に踏み入った気持ちで映画を見ていました。
出てくる人全員演技が上手いので見入ってしまいました、
あのままインドネシアに逃亡できてますように。
おもしろい作品でした。
たくさんの登場人物がいますが全員しっかり特徴があり
ややこしくなく、ストーリ性も見やすい映画でした。
山田くんがずっとイケメンでした。
曼荼羅
特殊詐欺に加担するネリとチビネリの物語り
この映画を楽しめなかった自分がめちゃめちゃ悲しくて悔しい。
明石家さんまさんが好きでないから?
原作者の黒川博行さんは大阪弁以外では、
小説を書けない人だから?
私がこの映画の良さを理解するセンスないから?
(内容に深くネタバレしてます)
(この映画をケナしてますので、好きだった方は読まないで下さい。
15歳のとき、性被害を受けていた義父を義弟のジョー(山田涼介)が
殺害した。
その後東京のIT変態社長の性奴隷となり、
その男の暴力により鼓膜を損傷して、左耳の聴力を失う。
出所したジョーが賭博で借金を作る。
ハングレヤクザにした借金を返すため、
ジョーは手っ取り早くネリの実父で
特殊詐欺の元締めの高城(生瀬勝久)の財産を狙い強盗を決行する。
ジョーは組み合ううちに高城に刺されそうになる。
物音で駆け付けたネリが、背後から高城の背中を刺して殺す。
そしてジョーは共犯の男も殺す。
ネリとジョーは2つの死体を高城のベンツで運び
山奥に埋める。
さて、高城の財産を奪うための実印そしてキャッシュカードなどの
暗証番号をどう探すか?
それはみつかるのか?
という話し。
幾ら簡単に書いたつもりでもこれだけ長くなる。
粗筋を聞いたら詰まんない話しですよね。
(正直言って詰まんなかったです。)
良かった点。
撮影とセットと俳優そして音楽。予算は潤沢みたい。
場面転換に使われる弦楽合奏はヴァイオリンやチェロの美しい曲で、
この映画のクォリティを上げていた。
安藤サクラは、70%の余力で、フットワークの軽い、しなやかで
運動神経と頭のまぁ良い女•ネリを、そしてチビ煉を
今までにないサクラを見せました。
悪い点。
1、聞き取れないほどの早口、
「検察側の罪人」と「ヘルドックス」
はじめ喧嘩売ってんのか?と腹が立ったが、必死で聞いてたら聞こえてきて
結果ペースに乗せられて、早口は面白く効果的だった。
しかし今作は字幕有りで見たけれど、全く乗せられない、
乗っからなかった。
ワル滑りする会話に冷えてゆくばかり。
(関西人出ないからかな?ともかく笑えない)
2、陰湿な内容
性被害、実家の放火、そして性奴隷になり逃亡者となり、
実父を頼り特殊詐欺に加担して、遂には実父を殺害して死体遺棄。
こんなドロドロの役を軽々と演じる・・・
ときにドスの効いた声で凄むネリ。
これって、いわばネリはダークヒロインだよね!!
ヒロインである事に納得出来ない自分。
なんか割り切れない‼️
私には、この映画、古臭いし、ダサい・・と思う。
原作者の黒川博行さんはギャンブル中毒を自認してる方ですが、
曼荼羅(宇崎竜童)の花札賭博とか、今どき、する人いるの?
曼荼羅がタトゥーの上半身裸で晒すとか、
あり得ない(老骨に寒そう・・・)
今どき元ヤクザもんは、小さくなって生きてますよ。
セットも凝っててバーとかカフェは鉄パイプの組み立て様式で
センスが良かったが、
3、無駄にインテリアが美しい
広すぎる曼荼羅の部屋とか・・・
高い天井、太い立派な鴨居、
投資家社長のオフィスは、もっと無機質でいい。
社員が水商売みたいな服装で、社長が美女を侍らせる企業は
あるのかな?
基本、金持ちは女に不自由しない
(勝手に女が蟻のように砂糖にたかってくる)
ネリに拘る(彼の権勢を否定したから、かね?)
胡屋(渕上泰史)の気持ちが納得出来ない。
ついでにネリの居場所を突き止めて戦闘モードの胡屋を
復讐のために討ち死に覚悟で殺しに行くジョーが、
納得出来ない。
ジョーはネリを愛してるんだよね!?
そこら辺が山田涼介の演技力と存在感の足りなさか?
途轍もなく薄っぺらい。
格好良いネリ。
ネリがコートの裾を何回もひるがえす!!
ラストで3枚くらいコートを投げて着替えるよね!!
それが格好良さの表現・・・なんだか、北風小僧だね!
女性版のハードボイルド・ノワール。
ダークヒロインのネリ。
特殊詐欺の仕組みと警察の攻防、
後手後手だね、
江口のりこをもっと活かせたら良かった。
結局は同じ穴のムジナの《実父殺し》がメイン。
原田眞人監督作品は早口で捲し立てるうちに、
リズムに乗せられて夢中になるパターンなのだが、
この映画は最後まで私の中では盛り上がらなかった。
硬茹で卵(ハードボイルド)の黄身は、
実は孵化しかけたアヒルの卵を茹でる
ベトナムのアヒル料理のホビロンみたいに口に異物がモゾモゾして
飲み込めなかった。
(口に合わなかったんです)
安藤サクラはドロドロの不幸の連鎖を犯罪で断ち切る
ネリとチビネリの混迷を演じ分けていた。
(こんな事長々と書く自分に自己嫌悪)
(書きたくなかった)
安藤さくらの演技が抜群
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