首のレビュー・感想・評価
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加瀬亮が信長と同じ歳とは知らなかった(~_~;)
加瀬亮、もっと若者かと思ってました(爆)
時代考証??? まあ、最初からあまり気にしてないのだろうけど、特に登場人物の人間関係と言葉遣いはやはり気になりますね(本当の様な嘘をつくのが名作の鍵なのに)。
それから年齢的なキャスティング(秀吉・家康)はメチャクチャでしたが、小気味良いテンポと飽きの来ない演出であっという間の130分でした。
でも、最近のファンタジー時代劇「原田版 関ヶ原」や、冒頭10分で我慢の限界を超えた「キムタクバタフライ」と比べると随分マシな作品だったと思います。
主題が首だから、斬首のグロさは否定しないけれど、男色がテーマの様にも感じられ、そのあたりはカットしてその分もっと「アウトレイジ」風に全員悪党を際立たせた方がよかったと思います。椎名桔平使えばよかったのに・・・とにかくオッサン達のからみ(遠藤キモい)が気色悪すぎる💦
なんか茂助の演技が狂い過ぎて、本当に中村獅童なのかなと最後まで観ていました(笑)
曽呂利は大竹を返り討ちにすべきだったね。ラストは飄々と利休の庵を去る曽呂利の後ろ姿であったならば★★★★でした。
しかしタケシは笑わせる。そこは100点❕❕
ブラック企業…
全体的にえぐかった…
学のない農民が武士に憧れるのも、裏切って殺した親友の幽霊を見るのも、戦場を間抜けに駆け抜けるのも、あの時代の生き方だったのかなぁと思う。あぁやって生きるしか道はなかったんだろうなぁ。
武士の世界は、ブラック企業のパワハラ上司過ぎて見るの辛くなってくる。
加瀬亮大好きなので、最強パワハラ上司は解釈違い過ぎて辛かったですけれど、こんな役も出来るって流石だな…と思いました。狂ってましたね…
そんな上司に、長年よく耐えたよ明智光秀…ちゃっかり野心家だったけど…
西島秀俊も大好きなので末長く生きてほしかった…でも、最期、野心の塊のあの表情は格好良かった。
秀吉一派は、あのえぐい世界を和ませてくれる掛け合いで、度々笑わせていただきました。
秀吉が草履を投げ捨てるところは、静かにしなくちゃいけない映画館なのに「んふっ」て堪えきれず笑ってしまった。
秀長が気の抜けた感じなので、作中で一番癒されてました。
新左衛門が秀吉のところで賭け事してる時、あそこに劇団ひとりいましたよね?出てるって知らなかったし、ちょっと過ぎる出番だったので自信ないけど、そこも笑っちゃった。合ってたら嬉しい。
家康のところは服部半蔵がイケメンスパダリ過ぎて出る度ときめいてました。いやちょっと嘘つきました突然の空中戦は笑いました。
最後のオチが一番ブラックで笑いました。
たけし映画は劇場で観たいよね
信長訛りすぎて何言ってんのか分からんかった
桐谷健太かっこよかった
くの一柴田理恵かっこいー
荒川良々かわいそう
やっぱりたけしは1番おいしいとこ持ってくね
クスッと笑えるしーはなかった
自分は龍三と7人の子分たちが1番好きです
男色シーンは見ものでしたw
グロが好きなので、痛いシーンたくさん観れて良かった。もっともっと血糊使って欲しかった
首が軽そうに見えて何だかな
やっぱヒデブーさん出てたんだ。
狐のお面の変な人たちの不気味さが好きです
狂気乱舞
キタノ映画の戦国編です。
キレるセリフと渇いた笑いのスパイスは健在だったです。
本能寺の変って謎と言われますが、良く出来過ぎた話なのが皆さんの腑に落ちないのでしょう。
今回はBL要素を加味して解釈をしています。
まあ衆道という言葉もありますし絶対間違いとは言い切れないし、名古屋弁まる出しも悪くはないです。ただ現代人が今の価値観で解釈をすること自体が無理があるので楽しめたら大丈夫ですかね。
すべてに感服
待ちに待った新作!評判は賛否両論あり大きな期待と少しの不安を抱えての観賞でしたが、自分的には5点満点で大満足でした!変わらずの北野作品ならではの画力と展開力。戦国時代の一つの解釈としても楽しめましたし、各登場人物がしがらみや人間関係に揉まれながら少しでも良い生き場所をめざそうとする部分などは、数世紀たった今の日本のサラリーマン社会もまったく変わず哀れながら微笑ましくもあり。コメディ要素もありグロさや男色の表現も思ったよりもきつくない印象。役者皆さん素晴らしい演技と存在感。信長、光秀、村重、千利休、家康、もちろん羽柴の秀長・官兵衛も、キャラクターが本当に生きています。特に印象だったのが茂助の活力と品性(高くない)で、この役者ならでは、作品の一つのアクセントになっている様に感じました。自分にとっては見た直後とその後で印象が変わることが多い北野作品ですが、本作がどのような位置づけになるのか。この点も楽しみにしつつ、また映画館へ足を運ぼうと思います!
ちなみに、、人物の相関関係が分かった方が楽しめる内容なので、カンヌ他で流した際に外国人鑑賞者が実際思い何を感じたのかは興味深いです。
新しい戦国時代劇
倫理観など欠片もない戦国武将のキャラが面白い。実際はこんな感じだったのかなとさえ思わせる。コンプラ等何かと息苦しい現代にこの世界観を投げ掛けたのは素晴らしい。バカヤロー!死ねー!殺せー!聞いていて心地いいですよ(笑)
また役者さんの演技力の凄さをこの作品は見せてくれます。
特に信長役の加瀬亮の尾張弁まくし立ての完全にイッちゃってる演技、茂助役の中村獅童の少年のような純粋さと首欲しさに相棒をも殺す残忍さが同居した馬鹿なのにどことなく憎めない表情、秀吉陣の御三方の素の会話のようなやり取りはすごいと思います。
ストーリー展開も本能寺がメインかと思いきや意外にそこはあっさりだったり、武将ではない脇役がキーパーソンだったりといい意味で裏切られた意外性もよかったです。重要な場面はあっさり、どうでもいい場面が細かったりとバランスも奇妙で面白い。何度も出てくる家康の影武者のシーンは笑いました。
登場人物のキャラ、役者の演技力、肩透かしなストーリー展開で本能寺の変という誰もが知ってる鉄板ネタを、斬新で先が読めない新しいモノに仕上げたすごい作品だと思います。
人によっては眉をひそめるような暴力性や残虐性や性的描写を軽く笑い飛ばせるまでに昇華させる技は見事です。最後のオチでフフッとなって見終えるのが北野武ワールドの真骨頂ですね。
首
タイトル通り首が吹っ飛びまくり笑
命の重さなんて1ミリもない世界観
天下を取ろうと目論む
愚かな人間達
果たしてこれは何を見せつけられているのか
度々コレ北野武のアドリブかなぁと思うところがあった
家康の草履を投げるやつ、アドリブくさい笑
黒田官兵衛役の浅野さんの驚いた表情が素の表情っぽくて良い✨
人間の愚かさを極限にかいた秀作
1番怖いのは、幽霊のためやんじゃなく
人間だよ
監督の目を通して
首
半蔵が次々家康に影武者を呼んで自身が本体を守る、官兵衛は秀吉に大半の策を預ける
生き残る布陣としては、確かにこのようだろう。
合戦の全盛期にあっては、武士のみならず、当然のように民衆も巻き込まれて犠牲になる。しかし地位の低さ故か、それは問題にはされていない。意趣返しとして、出自が百姓の秀吉には、武士の礼節(潔い切腹)や情け、首級への拘りは嘲笑の対象に映る。しかし一方で、心底軽蔑している風にも見えない。
戦国に猶予はなく、最後まで様になったとは言えなかった武士もいただろう。信長にしたって、稀代の暴君としての狂気を見せながら、まるでそんな人々の内の一人であるかのようにも思えた。
最後に光秀が首を差し出すシーンでは、武士として最高の演技を見せている。後で全て台無しとされるわけだが、監督の目を通して様々な視点を描いているのであって、そこに軽さは見えない。
何回も見たい映画ではなかった。
YouTobeでネタバレ感想している発信人の
動画サムネイルに
注目ほしさ(?)のためか、
ネタバレ画像や
ネタバレ文字情報を
表示している行為があり、
他者の創作物のネタバレ行為を利用した承認欲求が
なくなる世の中になってほしいなと思う令和。
以下感想
戦国時代のテレビドラマや邦画の時代劇の多くは、
過去の日本をリアルに再現したものではなく、
役者は綺麗にスタイリングされ、
生活環境の衛生状態も不快感のない雰囲気に演出された
偽物の映像という認識がありました。
ですから、多くの時代劇は
そういう嘘くさい小奇麗な演出がほどこされたものという認識で
鑑賞するので、
スタイリングされ綺麗にされた状態の
武将の甲冑や建造物、
庶民の暮らしぶりを見ているあいだは、
常に本当はこんな環境ではないんだろうな雑念(ノイズ)があり、
そうであるならば、
最初から虚構を構築した「スター・ウォーズ」や「マッドマックス」などの
フィクション映画の方が
嘘表現への雑念がなく、素直に楽しめるなと思う観客です。
そのような理由から、日本の時代劇の映画を
有料で映画館に見に行く事はほぼない状況です。
しかし、北野武映画は、
予告編を見た時点では、
そういった嘘くさい事を前提とした時代劇とは、
違うアプローチをしているような気がしたので、
面白い映画かも・・・と思い、
鑑賞してきました。
以下ネタバレ
役者が綺麗にスタイリングされ、
衛生状態も不快感のない雰囲気に演出される時代劇とは違う、
リアルな感触がある時代劇かも・・・と思って鑑賞した「首」は、
テレビドラマの時代劇よりはリアル志向でつくられていましたが、
見ている間は、
不衛生だな・・、
理不尽だな・・、
戦国時代じゃない日本で生活できて幸せだな・・・という
あまり楽しい気分にならない感情が常に発生する映画でした。
予告編で加瀬亮が
あまりみたことのない信長をやっていて
面白いかも・・・と期待しましたが、
残忍で気持ちわるいだけだったのと
途中退場のやられ役だったので
予告編以上の魅力はありませんでした。
合戦シーンも、
卑怯な戦法以外は
あまり新しい要素はなく
お金をかけて撮影してるのにもったいないなと思いました。
最初から虚構を構築した
「マッドマックス 怒りのデス・ロード Mad Max Fury Road」 のような
嘘表現に雑念がなく集中して楽しめる作品と比べると、
ところどころタレントノイズと
コント感のある芝居とで
緊張感がなくなってしまい、
金かえせとは思わないけれど、
「スター・ウォーズ」や「マッドマックス」のように
何回も見たいとは思わない映画でした。
賛否両論あるだろうけど……
私は嫌いじゃなかったです!
綺麗にカッコよく描かれてる歴史モノが多いけど、これはこれでよりリアルに近いのかもって思ったり……
首ってタイトル通りドッカンドッカン切られてる。リアルに感じてしまう(実際に見たことないけど)
どうやって撮影してるんだろ?
男色や衆道の描かれ方もありそ~って思ったりね
ヨーロッパのBL物と違い美しくないところもまた…(笑)
遠藤憲一さん演じる荒木村重のヤキモチ焼きっぷりが笑えた
加瀬亮さんの信長もいいけどね
構想30年って聞いたから30年前の信長のイメージだよね
パワハラ極まりない(笑)絶対仕えたくないよ
ま、あの信長じゃ敦盛を優雅に舞ってから死なない(笑)
そして大森南朋さん演じる豊臣秀長最高でした!
彼がいるシーンはクスクス笑ってしまうほどに癒し。
清水宗治(演:荒川良々)も最高!短い出番だったのに切腹シーン良かった←言い方変??
西島秀俊さんは好きな役者さんだから鑑賞の理由のひとつなんだけどうん、妥当…な感じ(褒めてる)
家康(演:小林薫)も良かった~!影武者のくだり笑っちゃった。
本能寺の変のラストが弥助だったのも斬新で呆気にとられたし、で、首どこに持ってったのよ?とちょっぴりモヤモヤ。
残酷であり滑稽でもありエンタメ作品として大満足!!
ここに無いもの
この映画には欲と考えしか描かれていない。登場人物達の自分や他者を俯瞰する想像力が描かれていないので、関係というものが抜け落ちている。だからストーリーが当然欠落している。
しかし、戦国時代の大名という、殺さなければ殺される人たちにそんな優しさや利他心等が機能していたのかという問いから発想された映画である。そこのところは前提としていい。だからこそ、転がる死体たち、首のない胴体、切腹、処刑等が繰り返し描かれる。この映画には無いものが常に暗示されるのだ。
この映画の世界は、この世の地獄である。信長のセリフが、心に残る。「人生全て遊びだわ」「世界中の人間を殺して、最後に自分の首を刎ねたら、気分いいだろうなあ」これは、地獄の鬼が自己の狂気と正気の間で絞り出すように放つ台詞である。戦国の時代と現代を繋ぐ台詞だ。現代にこの映画を撮る意味がそこに込められている。
私たちに想像力が、関係が、ストーリーがあるだろうか?
NHKG 大河ドラマの人物像や展開とは違って、首の斬られ方、欲しがる人、扱われ方がみせ場
冒頭で、横たわる死体の頭を斬られた首の断面から海老蟹が鋏を突き出し、織田信長に反乱を起こした荒木村重の一族や備中高松城主の清水宗治が斬首される場面で、直前まで動いたり話したりしながら、一瞬で首が飛び、血飛沫が上がったり、矢の飛ぶ速さが凄かった。合戦場面も大掛かりである。現在放映中の NHKG 大河ドラマとは、人物像や展開がかなり違った感じである。荒木村重の出番が長く、「役不足」の台詞にも引っ掛かり、明智光秀と織田信長との痴情関係の縺れが描かれたり、織田信長の死を明智光秀だけでなく、羽柴秀吉も徳川家康も望んでいて、羽柴秀吉が明智光秀の動きをつかみながら内緒にしたり、織田信長が徳川家康を暗殺しようとして度々失敗したりする様子が描かれたりしていた。織田信長が意外な人物から首を奪われることになり、しぶとく感じられた曽呂利新左衛門、難波茂助、般若の佐兵衛も結末まで生き延びることは叶わなかった。気高く生きた明智光秀の首は、浅ましく手柄を欲しがり続けた難波茂助の首と並べられ、検分もろくになされず、粗末に始末されてしまい、とても哀れであった。能楽は監修付であり、みごとである。エンドクレジットで、ホーキング青山氏の名前をみつけ、どの役だったか考えてみると、特殊メイクで動きの少ない人物だったことに思い到った。
北野武が加瀬亮にやられてたら傑作になったのに
本作のストーリーは、本能寺の変の前後から中国大返し、山崎の戦いで光秀を討つまで。
物語としては、使い古されてもはや「定型」です。
みんな筋を知っている「定型」のストーリーを、どうやって面白くみせるのか。
芝居や演出としては、
・意外なキャスティングとエキセントリックな芝居
・脱力感のある小ネタを散りばめる
・これまでのフィクションが描いてこなかった「なまなましい部分」にフォーカスする
敵の首を取る、一族郎党斬首、切腹と介錯、首実検、男色
・「主従関係、愛人関係」「虐待と褒美」に支配された武将たちの人間関係のいびつさ
→秀吉、秀長、官兵衛の3人だけは馴れ合いの安定感を見せています
・権力と狂気
→信長、秀吉ともに、なにを言い出すか、何をしだすか分からない不穏な空気感
・画像の色使い
ドラマとしては
・武士になることを夢見て大将首を欲しがる農民の若者の成功と失敗
・次の天下を夢見る2番手、3番手たちの駆け引きと暴発
・下忍3人衆、利休、多羅尾光源坊とかの裏世界のようす
・首の行方不明問題(荒木村重、織田信長、明智光秀)
脚本・編集・監督・主演の北野武(秀吉)が、「しょーがねえなあ…w」と苦笑いしながら全体を俯瞰する立ち位置は、さんざん観てきたテレビのバラエティーと変わりません。飽きました。この映画が退屈な原因はそこにあると思います。
秀吉(北野武)自身が信長(加瀬亮)に言い寄られ、逃げられず、仕方なく身を任せるシーンがあれば、この映画は傑作になったと思います。
一番面白い映画は北野武自身が一番悲惨な目に遭う映画ですが、自分が監督ではそんな映画は撮れません。なかなか難しいところです。劇団ひとり監督、北野武主演でそんな映画を撮ってくれないでしょうか。
もはや北野監督がつくるフィクションより、北野監督をめぐるドキュメンタリーのほうが断然面白いのではないでしょうか。北野監督に密着してずっとカメラ回してたらよかったのに…。本作の制作過程や交渉過程、KADOKAWAとかネットフリックス週刊誌とか渡辺謙とか新しい奥さんとか総出で。絶対大ヒットすると思いますが。
監督北野と芸人たけしの集大成映画だ
TOHOで会員デーの火曜日に鑑賞
仕事終わりにちょうどよい18時過ぎの開始
公開1週目なので大スクリーンが嬉しい
北野作品はその男からの付き合いでもう40年近くになる
途中遠ざかったりもしたのだが最近のエンタメ度アップで復帰
北野組の集大成
役者陣超豪華 以前のインタビューで
役者が出たがるんだよと言っていたな
大森 浅野 加瀬といった新顔から
勝村 芦川 川谷 六平 岸部…平泉成が生きていたらなぁ
寺島久しぶり 真田丸とカブる なぜかコント臭
桐谷はチンピラから出世していた
いちばん嬉しかったのは劇団ひとり 超ハマり役
西田敏行はいなかったよな
西島はドールズ以来と
彼はドールズで路線が変わったと記憶
相変わらず女性要素が少なかったが
唯一柴田理恵の登場シーンは2段オチで笑った
出来がいいとは言えない即興コントも
巨匠には許されるよなぁ
黒澤 小津 木下にはできない世界だしなぁ
土手から望遠鏡で眺めるところとか たけし城だろ
そりゃ秀吉は自分がやるしかないよなと
弥助ジョークはテレビではできない
ホント監督北野と芸人たけしの集大成映画だ
一方作りこまれた役者同士のやり取りは秀逸
西島と遠藤の最初の邂逅は絶妙な間の取り方だった
それにしても遠藤は今回酷い目に遭いすぎ
取って返した秀吉に対する光秀の反応が省かれていたような
首に対するこだわりも外人とか百姓には意味なし
ラストシーンが全てを言い表していた
ふとキムタクの信長を観てみたいと思った
(映画と無関係)
終了後は駅の自由通路のベンチで発泡酒2缶グビリ
寒くなりそろそろ外飲みも終わりかな
発泡酒と第③ビール価格差なくなった コンビニで実感した
面白すぎる!
本当に良かった!
武さんらしいお笑いや真面目な所、グロい所や黒い所まで、リアリティー求める笑いも取るの武さんらしさ満載だし、それでもって秀吉役するのが堪らなくやられましたw
違う目線の戦国映画として、当時の人はこんな感じだったかもと思わせる良いラインの世界観で良かったです。変に侍にヒーロー感が無く腹黒い人ばかりだったのが面白くもあり、侍の描き方として新鮮でした(鎌倉殿的な)。
本当に寝られない長編映画を見たのは、久しぶり位に内容が濃かったてす。
信長の描き方もジャニー問題が重なったけど、関係なく史実に忠実な信長で出したのは流石の武さんでした。
ホモを会見で肯定はしてなかったので、不運な事になってしまいましたが、史実が史実なのでリアルで良かったです。
最後の落とし所と最高でした。
裏切りと忠誠心
首で始まり首で終わる。
戦国時代の戦の象徴。天下を勝ち捕った慣わし。
歴史的な史実をコメディ要素も含ませながら
茶化す。皮肉とジョークを混ぜ合わせた
バイオレンスコメディ。彼ならではの解釈。
荒川良々さんの切腹シーン。
北野武さん、大森南朋さん。浅野忠信さん
のやり取りはコント。早くやれとか半笑い。
北野武監督ならでは。
このお三方は年下の奥さんがいるなぁと
頭の中がよぎる。
大人数での闘いは迫力があり贅沢。
BL的にその上司に陶酔する。身体も預ける。
兄貴的な存在は昔からあったのだろう。
西島秀俊さんだとシロさんと言いたくなる。
全体的にテレビじゃ出来ない事を魅せたかったの
だろう。確かに天下を捕る人は普通じゃないはず。破天荒だよね。
能楽師観世清和さん監修で観世三郎さんの
舞『敦盛』は見応えがあった。
取り合いの取り合い
北野武監督ならでは、バイオンレスと笑いが相まった作品でした。
冒頭から首を無くした武士の死体から始まり、かなりの衝撃的なシーンが沢山だった。
それぞれの配役も絶妙でした。
信長によるパワハラ政治に誰もが心のどこかで謀反を目論んでいる中で、それをおくびにも出さずに粛々と武士としての生き方を貫いてた。
それでもやはり心の中で許せない部分が表面かして、首の取り合いになってしまう。
最後のシーンは、そのもの自体に意味があるわけではなく、それを証明として出来るのならなんでもよい。
変なものにこだわり持っていても何も意味ないというメッセージかなと思いました。
とても衝撃的なシーンばかりだったけど、要所要所で笑えるシーンもあって面白かったです。
北野監督の狂気とエログロ・ゲロ
公開されてから、世の評判はあまりよくなかったので、さほど期待せずに行ったせいか、まあまあ寝落ちせずに最後まで観られた。
でも面白かったかといわれると、「金返せ」というレベルではないながら、木村拓哉の「レジバタ」よりは少しマシだったという程度かなあ。私の評価は★3.4。戦国映画ではなく、コメディとして観た方がよいかもね。そんなに笑いは取れてなかったけど(笑)。
本能寺の変の新解釈はまあいいとして、男色や首切りのシーンの連続は芸術と言うより、単なるは悪趣味というか、監督自体の精神性のアンバランスしか感じなかった。信長や戦国武将の男色は事実だし、この手のことを描くのは、いまどき流行の、ダイバシティーっちゃあ、ダイバシティーなんだろうかね。それともタケシの単なる趣味か。過去作の北野武監督作品は座頭市以外は観てないので、知らんけど。
ただ、私には、北野武が生きて来た芸能界の性癖と主従関係が倒錯した人間模様を、戦国武将版として写し絵にしただけのように思えた。
それと、加瀬亮が演じた信長は全部が胸クセ悪かったし、品のない、しかも背丈の足らない信長役はオーラをひとかけらも感じなかった。劇中の所作はほとんど精神病みにしか見えない。天下布武はほど遠くて、これでなんで、人がついていくのだろうか。そんなわけないよね・・というのが正直な感想。全役の中で一番のミスキャストだ。
ただ、北野監督はそういう狂気とエログロ・ゲロを描きたかったのだろう。なので北野監督にとっては、本作は加瀬亮以外あり得ないのかもしれない。私は服部半蔵役の桐谷健太の方が今回の配役陣の中では一番信長役に合っていたように思うのだが・・・(大河でもやった経験もあるし)。桐谷健太の狂気なら、面白かったかもねえ。あとの役者は可もなく不可もなし。みんなそこそこだった。ま、タケシの秀吉役は歳を取り過ぎだわ。タケシも老いたねえ。
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