ウィ、シェフ!

劇場公開日:

ウィ、シェフ!

解説

孤独なシェフと移民の少年たちが料理を通して交流する姿を、実在のシェフであるカトリーヌ・グロージャンをモデルに描いたフランス製コメディドラマ。

一流レストランでスーシェフを務める女性カティは、シェフと大ゲンカして店を飛び出してしまう。やっとのことで見つけた新しい職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設で、まともな食材も器材もない。施設長ロレンゾは不満を訴えるカティに、少年たちを調理アシスタントにしようと提案。料理がつないだ絆は少年たちの未来のみならず、天涯孤独で人づきあいが苦手だったカティの人生にも変化をもたらしていく。

「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」のオドレイ・ラミーがカティ役で主演を務め、「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼが施設長ロレンゾを演じる。監督は「社会の片隅に」のルイ=ジュリアン・プティ。

2022年製作/97分/G/フランス
原題または英題:La Brigade
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2023年5月5日

スタッフ・キャスト

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(C)Odyssee Pictures - Apollo Films Distribution - France 3 Cinéma - Pictanovo - Elemiah- Charlie Films 2022

映画レビュー

4.0想定外のラスト

2025年1月18日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 1件)
ジョニーデブ

2.5なんかなあ

2025年1月11日
iPhoneアプリから投稿

実際には移民は犯罪やらかしまくってるわけだからこの映画を見てもああ移民に同情させたいんだなとしか思えない
設定を移民じゃなく孤児にすればよかったのに

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共感した! 0件)
承太郎

4.0偏屈なシェフが、生き甲斐を見出すまで。

2025年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

フランス人シェフと未成年の移民たち。
風変わりな組み合わせですが、着眼点が面白く
良い映画でした。
有名レストランのスーシェフのカティ・マリーは、料理の仕上げでの
意見の食い違いから、シェフと大喧嘩して店を辞めてしまいます。
再就職に苦労する日々。
宣伝コピーに惹かれて応募した先は、未成年の移民の自立支援をする
施設の寮母的な調理係りの仕事だった。
厨房は不衛生で食材といえばラビオリの缶詰めばかり。
目立つのは電子レンジばかりです。

初日の昼食は待ちくたびれた30人が食べられず、施設長に
大目玉を食らいます。
しかし頑固なカティ・マリーは、自説を曲げません。
きちんと一人一人の皿に分けた、手の込んだ料理を作ります。
生徒を調理助手にするには、まずは清潔な手洗いやスリッパ禁止。
そしてマリーは率先して床磨きから始めます。
料理に魅せられて行く少年たち。
シェフになりたい・・・
料理を学びたい・・・
そう何人も思うようになります。
そして施設長のロレンゾ(フランソワ・クリュゼ)は、
調理師養成学校を開設して、移民の少年たちに就学のチャンスを
与えるアイデアを思いつくのです。
未成年の内に就学できないと、強制送還されてしまうのです。

移民の少年たちは全員本物の移民で、オーディションで
選ばれたそうです。
(自然な演技で舌を巻きました)
テレビの料理番組「コック」にカティが応募して大胆な賭けをする演出。
これは事実ではないでしょうね。
ちょっと鼻に付く演出でしたが、見せ場は作らなきゃね‼️

カティ・マリーのモデルのシェフは実際に存在していて、
危険を冒して単身フランスにたどり着いた未成年の移民たちを、
調理師として養成してフランスで安定した暮らしを手に入れるように
奮闘する 実在のシェフ、カトリーヌ・グロージャンを
モデルにしているそうです。

施設長のロレンゾには「最強のふたり」のお金持ちの障がい者を
演じたフランソワ・クルゼが、カティ・マリーにはフランスを代表する
名優オドレイ・ミラーが演じています。
感動の押し売りが無いクールなカッコいい映画です。

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琥珀糖

3.0何をやらかすんだろ

2024年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

知的

 有名なシェフに反抗して、そのレストランを辞めたカティ。新たな職場は、移民の少年を収容する施設の厨房だった。食材も器具も残念なものだったが、少年たちの実情を知り、彼らに調理を教え。
 素直で良いタイトル。コミカルで皮肉たっぷりな感じは、いかにもフランス映画。さらに移民問題を取り上げているのも、今風です。最後にいったい何をやらかすんだろ、と期待し痛快でした。

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sironabe