夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのレビュー・感想・評価
全208件中、121~140件目を表示
映画館で見てほしい作品
もともと原作で読んでいたため、映画を見るか悩んでいたのですが、全体的にとても良い作品でした。今回W主演を務めた白岩瑠姫さん、久間田琳加さんの演技も素敵で、本物の青磁と茜を見ているかのような錯覚に陥る、惹きこまれる演技でした。また、この作品は、青磁が空の絵を描くため、空のシーンが多いのですが、特に空のシーンは映画館だからこそ、感じられる躍動感のある映像でした。ぜひ映画館で見ていただきたい作品です。
色彩豊かな美しい作品。また見たい!
ただのアイドル映画ではなく、繊細な心の移り変わりを本当に丁寧に描いていて、共感できるところが多かった。小さな仕草や目の表情。。後になって繋がってくるストーリー。見ていて飽きなかったし、本当に美しかった。またぜひ見たい!1 度では捉えきれなかったかもしれない所、もっと見てみたい。
両極端だと思っていた2人が混ざり合ったとき
茜はただ弱々しい人物ではなくて、青磁はただ強く生きる人物ではなかった。両極端の2人かと思いきや、互いに弱みを見せ合って救いあって背中を押し合っていたのがすごくよかった。冒頭と立場が逆転して屋上にいる茜が青磁に手を伸ばすシーン、大好きだった。
もちろんキュンとするシーンもよかったけど、それよりも青磁と茜が互いに影響しあって変わっていく様に心を動かされるような映画だった。
個人的に特に心打たれたのは2箇所あって、
一つ目は快晴の屋上での「世界は広いだろ」から始まる青磁の言葉たち。今の自分にとても刺さった。
二つ目はラストに茜がとても美味しそうで色鮮やかな朝食を食べるシーン。茜の笑顔に自分までスッと心が軽くなったような気がした。
ただの恋愛映画じゃない。号泣でした。
予告を見てよくある高校生のラブストーリーかと思っていましたが良い意味で裏切られました。
恋愛における心情の変化や駆け引き、ドキドキ感を楽しむ映画では全くありません。ヒューマンストーリーです。恋愛よりももっと大きな愛に包まれました。
物語の起伏が大きい訳ではないのですが、だからこそリアルで、演技のうまさも相まってヒロインの茜ちゃんにかなり感情移入をしてしまいました。茜ちゃんの苦しさ、葛藤、また、そこからもがき変わっていく姿、また、そこに関わる様々な登場人物の大きな愛を見て涙が止まりませんでした。
更に、映像と音楽が本当に綺麗で、それだけでも映画館で観て良かったと思います。
最後まで見ると次は青磁の視点で見たくなったので、もう一度劇場に足を運びたいと思います。
翌日、久々に空を見上げてみたらとても綺麗で、それもまた泣けました。
私はJO1のファンなのであえて主演の白岩くんには言及しませんが、初主演の白岩くんをあたたかく受け入れてくださっている原作ファンの方々、映画ファンの方々には彼の1ファンとして感謝の気持ちでいっぱいです。
監督をはじめとした関係者の皆さま、素敵な作品を届けてくださって本当にありがとうございました。
単なる胸キュン映画ではなく色んな世代の方に
正直言って胸キュンはどうだろうなと思っていたのですが、違っていました。
映像がとても美しくて、原作とストーリーは違っていましたが、確かにそこには青磁と茜がいました。
ラブストーリーなんてと思って敬遠している方にもおすすめしたい映画でした。1回目より2回目の方がまた感じ方が変わり良かったです。そして2回とも同じシーンで涙が出ました。
美術の先生のファンになりました。
芸術的で美しい青春ラブストーリー
同名恋愛小説を映画化した青春ラブストーリーで美しいという言葉がピッタリの映画です。ハッピーエンなのか、バッドエンドなのか、途中から結末を予想しながら鑑賞していましたが、いい意味で予想外の展開にホッとしました。この作品は芸術的で美しい作品なのでこの結末がベストだと思います。
2023-135
なるほど、青春だ
2023年劇場鑑賞209本目。
金髪主人公なのでなんかスカした王子様が陰キャ女子に口悪い感じで真理をついていつの間にか好きになられてるいつものやつだろ?と思ったら、まぁそうなんですが(笑)
マスクで顔を隠さないと呼吸困難になってしまうヒロインですが、家族の前ではマスクを外しても平気で、むしろそれを隠しているという設定。
「見える世界は全部俺の世界なんだぜ」なんて屋上でおじさんがマスクおばさんに言ったら痛いなんてもんじゃないのですが、高校生が言えば自然だし、マスクで顔を隠さないといられないというのも大人だったら即メンタルクリニック行きですが、思春期ならアリですわね。
タイトル結局回収してなくね?とは思いましたが意外といい感じの青春ラブストーリーでした。
今年1最高傑作
元々美しい彼が好きで、その監督さんである酒井麻衣監督が監督を務めるということと、私の推しである白岩瑠姫くんが映画の主演を務め、友達の推しである久間田琳加さんがヒロインを務めるという見るしかない映画だったので初日に映画館へ足を運びました。
まず、見た感想としては映像がとにかく美しい。美しい彼を見ていた時に感じた映像美を、映画館のスクリーンで今作に合わせた酒井節を最初から最後まで1秒も余すことなく楽しめました。
さらに、劇中に流れているOSTも映画の魅力を最大限に引き立てていて、映画開始直後からすぐに引き込まれました。
それだけでなく、劇中出てくるセットや小道具、絵もとても素敵で1度だけでは見切れないほど、細かな所まで手が込んでいて何度も見たくなる映画だと思いました。
映画のパンフレットに詳しく撮影の裏側についても書かれているので、そちらも合わせてもう一度映画を観たいと思いました。
主演のお2人も、高校生の思春期特有の葛藤や悩みが繊細に演じられていてとても良かったです。特に久間田琳加さんの目の表現が素晴らしく、これからどんどん有名な女優さんになるのだろうなと思いました。
ありきたりな実写恋愛映画では無く、人間の成長する過程を見て勇気を貰えるような映画です。恋愛映画が苦手という方にこそ見て欲しいです。
本当に素晴らしい作品でした。1人でも多くの方にこの作品が届きますように。
これぞ‼️❓青春映画の王道です‼️❓
久しぶりに高校生らしいキャストとストーリーです。
最近のGメンとかリベンジャーズとか観てると感覚が麻痺してくる。
今回、超イケメンの彼と、愛嬌だけで平凡な彼女、実は幼馴染で運命的な出逢い、そして難病絡みとか、これは青春映画のええとこどり。
良い脚本と良い映像、そして意外にも名演技、特に彼は素晴らしい演技でした。
期待以上に良い映画でした🎟🎬🎦ありがとうございました😊
女性監督ならではの映像美
空だけにこだわっているのかと思いきや、全てのシーンの彩りや撮り方が綺麗。
茜の部屋、茜の父が経営するカフェのアンティークな雰囲気、父の作る朝食、バス停前のお店の昭和なレトロポップさ、と全てか色とりどり。主演の瑠姫くん目当てで行ったけど、単なる青春ラブストーリーではなく、考えさせられるストーリーで大人も十分みずみずしさを感じられる作品。
さらに、初めて知った久間田さんの演技力の高さに脱帽。目だけの演技力の素晴らしさ!
将来の大女優を発見しました!
茜の回復と解放の物語
風景の美しさ映像美が素晴らしく、痛みと苦しみを伴う青春の原風景があった。
ストーリーと劇伴、OSTのリンクも素晴らしく過去と未来の伏線も良かった!
編集についてはもっとメリハリとリズム感があっても良いのではと感じた。停滞した息詰まりの余韻屋気まずさを描写しているのは良いが展開をテンポよく運べばもっと見やすかった様に思う
色彩と映像の繊細な美しさが心に迫る作品です
わたしは主人公青磁を演じるJO1白岩瑠姫くんのファンだったので、映画を見る前に原作を読むか迷いましたが、結局、読んでから観ました。
マスクを手放せない優等生の茜と、絵を描くことを愛する自由奔放な青磁が出会い、ほんとうの自分をお互いに見つけ出す青春ストーリー。「マスク」が物語の重要な意味を持つ小道具として表現されるので、てっきりコロナ禍の純愛をテーマにした映画なのかと思ったら、原作自体はコロナ禍の前に書かれた作品だったと知ってほんとうに驚きました。
読むだけで色鮮やかな空の色が目に浮かぶような丁寧で繊細な文章で綴られた小説なのですが、映画では、その世界観を大切にスクリーンならではの映像美を活かした作品として昇華されていました。ふたりの恋愛がベースとしたストーリーでは?あるけれど、映画を通して主に描かれているのはむしろ、高校生だからこその悩み、人間関係の難しさ、学校や家庭での生きづらさや疎外感、閉塞感のほうなのかなと思いました。アイドルを起用した映画ではそのアイドルが主演することありきで撮られた作品も多いと思いますが(そのような需要ももちろんある)、夜きみはそうではないと感じました。
感動したシーンはいくつかあるのですが、わたしが一番泣いたのは、青磁と絵の具を使って屋上に色を付けて夜明けを迎えた茜が自宅に戻ったときに、心配した義理の父を初めて「お父さん」と呼ぶシーンです。家族の中で疎外感を感じていた茜が、本気で怒鳴る父に本心から「お父さん」「ごめんなさい」と謝る茜、そして抱きしめる父と母。他人であるはずの青磁と心を通わせることで、家族の繋がりを取り戻したんだと思いました。映画でのラストシーンは原作の描き方とすこしちがうと想いましたが、それはそれで良かったです、、茜の笑顔をひっくるめてひとつの絵画として完結していたので。
主演ふたりの演技も素晴らしかったのですが、茜の父親役の吉田ウーロン太さん、親友沙耶香役である箭内夢菜さんと美術の先生役の上杉柊平さんには個人的助演男優&女優賞を差しあげたいです。
このような価値ある素敵な作品に白岩瑠姫くんが出演して、その主題歌をJO1にお任せいただけたことを心から感謝いたします。酒井監督、原作者の汐見先生、スタッフとキャストのみなさま、ほんとうにありがとうございました。青磁と茜に何度も会いに行きたいと思います。
二人の揺れ動く感情と美しい映像が素敵でした
茜の隠れ家的な部屋にスーと引っ張られる不思議な感覚になった
青磁の描く美しい絵画に魅了され、どんどん心を開いていく茜の感情の変化も観れる素敵な映画でした。
2度観に行くと、だいぶ印象が変わりました。
【1度目 恋愛映画というよりヒューマンドラマ?】
茜の目線で観ていました。
青磁からのきつい言葉や、いじめられている訳ではないけれども生きづらい教室・家庭など、序盤は見るのが苦しかったです。
青磁の考え方や想いに触れていき、茜の世界が色づく様子が素敵でした。
男女の恋愛というより人間性に惹かれ合う様子がとても素敵でした。
【2度目 やっぱり恋愛映画だった】
自然と青磁目線で観ていました。
終始「あぁ、青磁は思っていた以上に茜のことずっと好きだったんだな」と感じました。
1度目よりもキュンキュン要素を多く感じました。
細かな言動に含まれるたくさんの伏線や、心情の変化を色合いで表す描写など、1度目では気づかなかった部分を見つけることができ、監督のこだわりを感じました。
素敵な映画でした
是非とも映画館で見て欲しい圧倒的映像美。
白岩瑠姫くんの青磁も久間田琳加ちゃん演じる茜もイメージにピッタリ。瑠姫君の圧倒的存在感も琳加ちゃんの目だけの演技も秀悦で、映画界に新風を吹かせたのでは?
あと、茜の家庭問題の描き方が丁寧で素敵。新しいお父さんとの関係性が食事通して変わる所。最初はお父さんの作る豪華なモーニングセットのコーヒーしか口に出来なかったのに、ラストの場面で「遅くなるけどお父さんのご飯絶対に残しておいてね」って茜が言うのは家が本当の居場所になったってこと。ホロっとした。
ベタベタの恋愛映画を想像して見るのを躊躇ってる人、どうか一度見てください。いい意味で裏切られると思う。
気持ちが入りきれなかった
一番の推しとなる空。
もう少し綺麗な夕空が欲しかったです。
閉園した遊園地の鮮やかすぎる色彩。
若い頃ってさ、自分が輝いているから周りの景色はあんなに色鮮やかに見えていなかったと思うんだよね。
だからこそ、エソラはもっと複雑なグラデーションで輝くピカピカのものを期待していました。
演技は、担任の先生役の人、良かったです。
全208件中、121~140件目を表示