夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのレビュー・感想・評価
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夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く
現代のマスクが離せない世間の若者の悩みや葛藤が描かれていて、映像がとにかく綺麗でした。大画面で見るとその中に入った様な感覚になりとても良かったです。
なぜ人間は青い空が美しいと思うのか
映画館予告でたまに見てちょっとだけ気になってた作品でアマプラに追加されたので見ました
昨今のマスク事情と自分の本心を隠すというのが面白そうだな〜と思ってました
タイトルがカッコいいだけの雰囲気映画かな?と正直思ってましたが…
そんなことはなく主人公の精神的成長と恋愛要素がしっかり描かれていて良かった
男が俺様系はよくあるけどそうなった背景とか主人公の女の子が気弱な感じの理由もしっかりしてたかと
学園ドラマだと文化祭イベントは必須ですな(笑)
ワイヤレスイヤホンとスマホの音楽共有?良くわからないけどすげぇ今どきだなって思いました
最初の家庭的に少し複雑?なの説明しなくてもご飯シーンやお父さんの妙なぎこちなさで分かりました
それが最後一つのパンじゃなくて分け合ったパンで同じ食卓囲むってシーンが対比になって感動しました😭
役者の方も正直知ってる人いなかったですが皆上手く表現されてたかと思います
あと何と言っても色彩と風景の描写と静かな音楽がいい具合に混ざり合ってた
映画館で見たかったな〜
映画好き界隈で高評価な理由に納得。果てしなく澄んだ世界観。
映画オタクの友人達が口を揃えて絶対に観たほうがいいと賞賛していたことと、SNSで「こういう作品こそもっと広まるべき!」と夜きみ現象なるものが起きており映画好き界隈で話題になっているのをたくさん拝見したので鑑賞に至りました。
結果、めちゃくちゃ良かったです。
所謂ラブコメでは少々やりすぎぐらいの胸キュンと呼ばれるものが展開されますが、この作品の場合、二人の間で起こる総てがさりげなくて、ナチュラルで。そんなわざとらしさのないピュアな描写が、この作品が賞賛されている理由のひとつではないかと感じました。
もうひとつは無理にキスシーンなどの要素を入れなかったことが賞賛されているようです。
こちらは凄く納得できました。
個人的にも映画オタクとして長年ラブストーリーに必ずなくてはならないもの的な風潮はなくすべきだと感じてきた人間なので、その点無理にそのようなシーンを入れなかったのは良いと感じました。
そしてSNSでは青磁というキャラクターに対して「これがほんとのリアコ」というニュアンスの意見をたくさん拝見しました。
こっそり覗かせていただくとJO1さんのファンの方ではなく映画オタクの方々にもその感想が見られたので、本当に皆さんの胸に刺さったんだなーと思いました。
青磁役の白岩瑠姫さんはJO1さんを応援している友人がいるため、グループの中でも一番人気のある方だとよく耳にはしていたのですが、しっかりお顔やお芝居を拝見したのは今作が初でした。
お芝居はこれが初だったのかな?下調べをせずに申し訳ないんですが、先程のJO1さんを応援している友人が「正直瑠姫のお芝居はまだまだこれからって感じだけど役柄は合ってると思うし作品自体はめちゃくちゃいいよ」と言っていた意味がよく理解できました。
確かに現時点でお上手かと聞かれると難しいところはありますが、お芝居に関しては経験を重ねて徐々に上手くなられる方は多いですし、透明感に溢れ、逞しい部分を見せつつもどこか儚く、そしてアンニュイな雰囲気のある「青磁」というキャラクターは白岩さんキャスティングで正解だったのではないかと思います。お似合いでした。
人気の方ならこれから益々ご活躍されると思いますし今後の俳優活動も楽しみです。
久間田さんは芸能界に入るきっかけになったモデル雑誌の頃から拝見しており存じ上げておりました。自分が鑑賞する恋愛作品では脇役を演じていらっしゃることが多かったんですが、ヒロイン役凄く素敵です。
というかこの作品自体が素晴らしいので男女問わず皆さん素敵に感じましたし、目に映る世界観がとにかく美しかったです。
描写が綺麗なうえに音楽も素敵で、配役も本当に素晴らしいと思いました。
話題になっていた理由が分かり、この作品に出会えて本当に良かったです。
小説とは別物
小説が好きだったから、楽しみにして見たけど、やっぱり内容がだいぶ違っていて、1番小説を読んでいて感動したシーンがなくて少しガッカリだった。小説が好きで見る人は覚悟した方がいい
小説での最後の方の絵を見るシーンが欲しかった。
この映画がいいと思った人は是非小説を読んで欲しい。絶対感動するし、もっと暗いところとかが書かれていて共感できる人もいるかもしれない。
景色とかは綺麗だったし、演技も上手だった。
キャストも美男美女だった
けどたまに見てるこっちが恥ずかしくなるようなセリフがある
秘密があった深川青磁
久間田琳加扮する高校2年生丹羽茜は、白岩瑠姫扮する深川青磁から面と向かって大嫌いと言われた。いつもマスクで本心を隠してるともその場しのぎの都合のいいことばかり言ってと言われた。
評価が高かったので青春物を観たが、茜がマスクを忘れて動揺するマスク依存症のところからして意味が分からなかったな。この手の映画の割に成績も悪いしね。青磁も変に乱暴だし。安定しているのは茜の母親役の鶴田真由だけ。まあ精神的に弱い娘と言う事なんだろうが、やっぱり最初に違和感感じでしまったので、中盤までちょっと入り込めなかったよ。でも青磁には秘密があったんだね。何となく合点がいったかなと言うところなんだけど、同級生はわからないはずないんだけどな。
茜いろ青磁いろ
家でも学校でもいい子で優等生の…茜
髪を染めて肌が白い絵の上手い…青磁
ふたりの出会いは青磁の
…お前のことが大嫌い!
と印象的な言葉(びっくり)
クラスで茜だけマスクして
目立って不自然さを出している
…本心を隠している
と本心を見抜かれてしまう
まあ、こんな感じてはじまるけど
なんとなく青磁は茜のことが
好きなのかなと思うけど
青磁くん口は悪いけど
茜の困ったとき必ず助けてくれる
本当はこころ根が優しい男
結構、青磁から発せられる言葉に
妙~に心に残る
青磁が病気であることから
永遠に時間があるわけじゃない
という意味から・・だと思う
全体に悪い人は出てこないし
ふたりの世界なのだけど
自然さが好感がもてる
夕焼け朝焼けを
お互いの名前を絵の具に例えて
…効果的に使うところがオシャレ
夜の閉園した遊園地とかも
可愛い感じに作られていますね
わざとらしさは感じませんが
ギリギリのところで好感もてます
ラストも
五年経って茜のところへ青磁が現れる
しかし…青磁の顔は写さない
想像してください
という感じで演出が上手。
茜が
"おとうさん"と
自然に呼べてるところもね
青磁の2人の英雄と、茜のマスクの訳
みずみずしい青春グラフィティー。
青磁の人生を変えた2人の英雄のエピソードが
心に響いた。
ラストで分かるのだが、これが最高に感動ポイントだった。
(観てない人は絶対に読まないでね)
英雄のその①
青磁が子供の頃入っていたサッカークラブ。
そこではお偉いさんの子供が威張っていた。
ルール無視・・・引っ張り倒し、足を掛けて倒したり、
やり放題!!
その子の反則をコーチも監督も誰一人注意しない。
青磁も何度も嫌な目にあった。
だけど何も言えなかった。
しかし、その子に抵抗した身体の小さい男子がいた。
果敢に立ち向かいタイマンで勝負して、その子は悪ガキを
倒した。
そして笑った!!
輝くような笑顔だった。
その子が、青磁の憧れの男の子になった。
《茜》
今はマスクで顔を覆っていないと息が苦しく、
外すと吐きそうになる茜。
小学生の頃は違った。
思ったことを全部口にする超元気で明るい子だった。
ある日、クラスの子のとても綺麗なペンを盗んだ子がいた。
茜はみんなの前で注意した。
そしたら、その子が泣いた。
以来、茜はハブかれるイジメの対象になった。
初対面の時、青磁が茜に言った。
「俺、」
しばしの沈黙。
「俺、お前のこと、ダ・イ・キ・ラ・イ」
学級委員の茜はある日、クラスメートに言われる。
“茜っていつも作り笑いしてて、本心隠してるよね“
“マスク、キモいんだよね!!“
それでも青磁は茜にいつも優しく、2人は急接近する。
学校の屋上の青磁アートスペース、
今は使ってない遊園地で見る夕日は、
“茜色・・・だと青磁は言う“
遅くなって帰った2人、
青磁を見たお母さんは、しばらく経って、
「あの子、せいちゃん、じゃない?」
せいちゃんの秘密・・・これは伏せとくね。
英雄その②
茜って俺のこと、全部忘れてんだな!!
綺麗なペンを盗まれた子って、俺だよ!!
茜は戦ってくれたんだよ!!
ねー、
いい話でしょ!!
やっぱり、何かのために戦う!!
それってすごく格好良いことだよね!!
大人のコスプレに見え兼ねない。
評価が高かったので行ってみました。お洒落アーティストのMVみたいな始まり方で掴みは良かった。
周りの目ばかり気にしてマスクを手放せない女子高生茜と、自由奔放な絵描きのクラスメイト青磁との友達以上、恋人未満みたいなストーリー。茜が自分自身にかけた呪いの正体。青磁が空の絵を描く理由。そして明かされる青磁の秘密。
これほんとにキャスティングで、メインの二人がまるで高校生に見えなくてもうその時点でマイナス発動してしまう。しっかり年相応の役者さんでやってくれたらもっと入り込めたと思う。
最後の屋上のシーンは楽しそうで私も仲間に入れてほしかった。
心が浄化される
テレビでこの映画が公開されるのを知って初めは興味がなかったけれど
せっかくだから見てみようと思って見ました。
バリバリの恋愛映画だと思って見に行ったらそんなことはなくて恋愛より
人との関係性が大いに描かれていました。
マスクが手放せないうえ優等生を演じている茜といいたいことは何でも言う青磁との
物語___。
小学生以来に出会って茜の毎日が青磁と話すようになってから変わっていく。
無彩色な茜に色を付けてくれたのは青磁だった____。
そんな青磁にも言えない秘密があった___。
<感想>
この映画本当にみてよかったと思ってます。気づいたら三回も見ていました。
何といっても映画内の景色、絵、セリフがすべてよかったです。
茜が初めて屋上に行ったときの景色。雲一つない青空。心が浄化されました。
茜がそこで初めて本当に思っていることを吐き出していました。
思っていることは簡単には言えなくて言ったらその発言が間違ってるんじゃないかって
思う時があるのに勇気を出して言っていてすごいって思いました。
青磁の秘密を知った時からずっと涙が流れるのが止まりませんでした。
JO1の‹Gradation›の主題歌もよかったです。映画とマッチしていて映画が始まる前も後も今も聴いています。「you saved me」この言葉は青磁のことを意味していると思いました。
何度でも聴きます。
‘夜が明けたらいちばんに君に会いに行く‘
ネットフリックスでやってくれたらいいな!
恋愛よりも…
主演の2人が好きで見に行きました。
2人の名前も色のからとられていたり
「色」がテーマになる物語なんだろうなあ、
まあ、よくある少女漫画的な恋愛映画かな?
と言う程度の原作知識皆無で見に行きました。
個人的には恋愛ストーリーはあまり興味がなく
キャストへの興味が大半でした。
鑑賞後の第1感想としては、
恋愛よりも伝えられたものがあったなということでした。
現代社会の生きづらさ、自身の当時高校生の頃のどうにもできないわずらわしさなど思い返しながら拝見しました。
自分を隠す、本音を閉じこめることが生きやすくなるために賢く身につけた処世術だったのですね。
はずした時の不安感や、青磁との関係性の中で芽生える開放感などはマスクという物体を超えた心の変化を見ている側にも伝えやすくしてくれていました。
思ったよりも心当たりのある主人公のもやもやに
おもわず涙し、感情移入してみてしまいました。
久しぶりにもう一度みたい映画に出会いました。
色鮮やかで儚い映像美に見惚れてしまいました。
どこのシーンを切り取っても鮮やかな色彩ばかりで今年1番の恋愛映画でした。
マスクで感情を隠している茜と言いたいことをはっきりと伝える青磁、劇中でも出てくる赤色と青色、真逆なように見える2人だけど、表面では見えない心境も2人は真逆だなと感じました。
何回でも見たくなるような話の構成、現実離れした綺麗な景色の数々、素晴らしい作品でした。見て良かったです。
想定以上に中身が詰まった映画でした。
予告に出てくる主演の男の子がものすごく美形で、勝手にイケメンと地味で性格の良い女の子の甘々ラブストーリーと思っていました。
うーん、酒井監督の創る世界は好きだけど、高評価も、こういう作品はあんまりあてにならないしなーと悩みながらも、終映間近に観に行ってきました。
うん、観てよかったです!
主人公2人とも、それぞれ大変な想いを抱えていて、それと向き合い、力強く生きていくまでの過程が丁寧に描かれています。
昭和の頃に比べたら、格段に便利に快適になっている令和の今。
反面、大人に余裕がなくなって、子どもに寄り添う気持ちが足りなくなってきている気がします。
きっとこの子たちのようにしんどい想いを抱えている思春期の子っているだろうなと、想像しました。
美術の先生、無駄に色気あってかっこいいなと思ったら、エイフォーに出演していた上杉柊平さんでした。
何だったら、瑠姫くんよりも目で追っていました。
これからも楽しみな俳優さんです♪
酒井監督の作品評としては、小物、音楽、色の使い方がやはり秀逸。
場面転換がスムーズで、中身が詰まっていて内容が濃いです。
酒井監督、次作も楽しみにしています!
うーん。
残念!高評価が気になり見ましたが低評価になりました。まぁ、細かい設定や校内の状況に細かいツッコミどころが多いのはご愛嬌として白岩瑠姫の演技がヘタ。評価1にしようかと思ったのですが、久間田琳加の演技が素晴らしかったことや色彩が綺麗に切り取られてたことで2にしました。キラキラ恋愛青春映画として見るならいいかも。
映画オリジナルの部分も楽しい
前半は原作に忠実に進み、中盤から大詰めで、映画オリジナルの場面やモチーフの組み合わせが出てくる。
原作で好きな台詞が聞けて嬉しかったり、映画オリジナルの場面で、なるほど映像作品だからこそ出来るやり方かも、と驚いたり。
その配分が好きかどうかは見る人しだいだけど、私には楽しかった。
茜役の久間田さんは、持ち前の愛らしさと安定した演技とで、映画の土台のような存在。
初の映画出演/主演となる白岩君は、役とよく合っていた。芝居芝居してない台詞回しも青春映画には合うのかも。
まだ暑い時期に、涼しい映画館で、美しい映像と音楽と愛らしい人たちを見て聴いて、心なごます、少し涙する。とても心地よい時間をくれる映画。
一枚のキャンパスに赤と青の二つの色が溶け合って綺麗な空が描き出されるイメージが、鑑賞後の脳裏に残りました。この二人の行く末を見届けてみたいです。
当初、鑑賞予定に無かった作品です。-_-; スイマセン
このサイトの評価が何気なく高いのが気になり
ポスターの画を見ていたら話の内容が気になり…
そこまで気になるなら観てみましょう というわけで
鑑賞してきました。・_・ハイ
高校が舞台のお話。(地方?山間の高校か?)
ある事情によりマスクが離せない茜(久間田琳加)と
クラスの中心的存在で奔放に振る舞う青磁(白岩瑠姫)
この二人が主人公なのだが
特段中が良いというワケではなさそう。。
どちらかというと、茜は青磁のことが苦手。
その理由は、入学して間もなく言われた一言。
” 俺、お前のこと大キライ ” おいおい…(汗)
人当たりの良さを自認する茜。なので
#人の頼みは断らない。
#人の期待を裏切らない。
小学校のときの「ある事件」以来、茜は変わった。
親の離婚もあって転校したあとは
自分の本心を人に見せず隠すようになった。
本心を悟られるのが怖い茜。だから
#人の頼みは断「れ」ない。
#人の期待を裏切「れ」ない。
学校ではマスクで顔を隠すのが日常になった。
マスクを外すと呼吸不全になってしまうから。
ある日の授業。
グループに分かれ、各自「この人はどんな人か」を
互いにタコ紹介することになった。
出てくるのは、ほぼ
「差し障りのない無難なコメント」。
極端な意見などは、普通は上がらない。
茜が自分について書かれた内容を読み上げる番だ。
ある箇所を見て動揺する。
” いつもマスクで本心を隠して作り笑いをしている”
一呼吸のあと、そう書かれた内容を淡々と読み上げるが、
やはり平常心ではいられない茜。
この評価を書いたのが、青磁。
この授業の後、一人お弁当タイムの茜に絡んできた。
茜の事を嘘つきだ と言うのだ。
” 素敵な絵を描く人 だって? ”
” 俺の絵を見た事もないクセに ”
その通りだった。
返す言葉が無い。一段と気持ちが沈んでいく茜…。
” よし お前に見せてやるよ ”
青磁に強引に連れて行かれた場所は、校舎の屋上だった。
そこには沢山の絵。全て青磁の絵だ。
” すごい ”
” 綺麗… ”
こうして屋上にやってくるようになった茜と青磁
二人の関係が接近し始める。 …のだが
実は青磁にはヒミツがあった。
…とまあ
こんな感じでストーリーは進みます。
今どきの高校生活ってこんな感じなのかー と
何度も遠い目モードに入りつつ ・-・
二人を暖かく見守る1時間40分でした。
ただ…
過去にも二人の間には接点があり、そのことを
片方は覚えていて、もう片方は忘れている…
そんな切なく甘酸っぱい設定が敷かれているのに
充分生かされているとは言えないかなぁ…と
そんな風に感じた次第です。 ちと残念。
※過去にあったエピソードを、本人の口から語らせる
場面が多かった気がします。
お話の中で、「説明」ではなく「表現」して観せて
欲しかったなぁと思ったのでした。
お話のコンセプトは良い感じなのに
色々と残念に感じる処が多いのが残念でした。
(日本語がヘンかも…・_・; )
◇ 以下、気になってしまった点
■屋上
イーゼルや描きかけの画を置いています。
ほとんど個人のアトリエ状態と化しています。
垂直ハシゴを登らねば行けないので
静かに作業に没頭できそうではあります。が
雨が降ったらどうするのだろう、と心配。
■絵の具(ぺンキ?)
あの広さを塗りつぶすには
相当な量の絵の具が必要だったのではと推察。
屋上に水源があるとは思えないのですが
どうやって屋上に運んだのだろう、と疑問。
また、垂直のハシゴのトンネルの太さを
超えるサイズの作品は描けないのでは? とも。
■垂直ハシゴ
女性を連れて行くのに通らねば行けない道。
スカートの女性が昇り降りするには…。
宮崎監督のアニメでもヒロインがハシゴを
登るシーンとか多い気がしますが、あれは
アニメ描写だからイヤらしさを感じさせない
…というのはあるかな と想いマス。・_・
■ヒロインの制服
マスクが本心を悟らせないためのアイテムだと
それは理解できるのですが
過剰なまでの「厚着」と 「素肌の露出回避」
マスクとは別の、トラウマを抱えているのでは?と
心配しながら観てました。(杞憂のようでしたが)
※もしやクラスのどこにいてもすぐ見分けがつくように
したかったのかな。 (シャア少佐の赤いザクみたいに)
◇最後に
茜色と青磁。どちらも色です。
二つの色が空に同時に現れるのが綺麗だ とセイジ。
夕方よりも明け方の方が、良い。とも言ってます。
夜の帳に光が射し、次第に明るさを増していく東の空。
まず茜色が顔を出し、次第に一面青磁一色に変わっていく。
そんなイメージを画に描き続けたセイジは
茜のことが昔も、そして現在も大好きなのだろう と
そんな風に思わずにはいられません。
若い二人に幸あらん事を。 (← 年寄りか …否定しません)
◇最後に その2 (おい)
屋上のアトリエについて
空をテーマに描いている訳なので、空に一番近い場所です。
そこで絵を描くというのは「あり」かな と気付きました。
「雨が降ったら…?」は疑問のままですが
きっとここは、雨が降らない土地なのでしょう。~☆
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
心地よい青春映画
気になっていたので、遅ればせながら見に行って来ました。
ただ単に好きだとか愛してると言う高校生の恋愛物とはまったく違ってました。小学生の時の出来事から始まり、今の高校生になって、お互いに力と勇気をもらっていた茜と青磁。お互い人としての敬愛やあこがれで惹かれあう様を描いていて、奥深さを感じました。見終わって心地よい作品でした。
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